健康コーポレーション---マルコの株主総会承認を受け、RIZAPとのシナジーを再評価
[16/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
健康コーポレーション<2928>は29日、既に4月に発表していたマルコ<9980>の第三者割当増資の引受けおよび子会社化について、28日に開催されたマルコの定時株主総会において承認を受け、既に公正取引委員会による承認を受けていることを発表。今後、マルコの子会社化の手続きを進めていくとしている。
同社グループのRIZAP(ライザップ)は、体型補正下着の販売を展開しているマルコと同様に高付加価値サービスの店舗ビジネスを展開しているが、この卓越したマーケティングノウハウによる積極的な広告宣伝と、マルコの紹介による顧客獲得の強みを合わせることによるシナジー効果で、一気に顧客基盤の拡大を図る考え。
4月の発表時の翌日には、マルコ株がストップ高を記録。その後は落ち着いたものの、28日の株主総会決議を受けて、再び200円台をつけ、さらに本日も年初来高値を更新している。
今回の第三者割当増資では、マルコの普通株式55百万株を1株につき50円で引き受ける予定(払込期日は7月5日)。29日終値211円ベースでも88.55億円の含み益が生じる形となる。同社グループはM&Aに積極的に取り組んでいるが、この点でもM&A巧者として高く評価されるべきと言えよう。
一方、健康コーポレーション株は本日900円台を回復。7月1日にRIZAP GROUP新体制への変更を控え、子会社を含めたグループ全体の成長加速に対する期待感がより一層高まっている模様だ。
<TN>
同社グループのRIZAP(ライザップ)は、体型補正下着の販売を展開しているマルコと同様に高付加価値サービスの店舗ビジネスを展開しているが、この卓越したマーケティングノウハウによる積極的な広告宣伝と、マルコの紹介による顧客獲得の強みを合わせることによるシナジー効果で、一気に顧客基盤の拡大を図る考え。
4月の発表時の翌日には、マルコ株がストップ高を記録。その後は落ち着いたものの、28日の株主総会決議を受けて、再び200円台をつけ、さらに本日も年初来高値を更新している。
今回の第三者割当増資では、マルコの普通株式55百万株を1株につき50円で引き受ける予定(払込期日は7月5日)。29日終値211円ベースでも88.55億円の含み益が生じる形となる。同社グループはM&Aに積極的に取り組んでいるが、この点でもM&A巧者として高く評価されるべきと言えよう。
一方、健康コーポレーション株は本日900円台を回復。7月1日にRIZAP GROUP新体制への変更を控え、子会社を含めたグループ全体の成長加速に対する期待感がより一層高まっている模様だ。
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