ダイドーリミテッド<3205>---衣料ブランド「ニューヨーカー」を展開、店舗リニューアルやeコマースなど販路拡充を図る
[16/07/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ダイドーリミテッド<3205>はアパレル製品、毛織物など衣料原料の製造・販売を手掛けている。主要ブランドは「ニューヨーカー」。1979年には米ブルックス ブラザーズ社との合弁でブルックス ブラザーズ ジャパンを設立。そのほか、商業施設「ダイナシティ」の不動産賃貸事業なども展開している。衣料事業では中国工場の事業構造の改善を実施。販売部門では不採算店舗の撤退を行う一方、主要店舗のリニューアルやeコマースなどの販売経路の拡充などを図っている。
足元の業績では、16年3月期の売上高が前年比2.8%減の238.13億円、営業損失が9.18億円(前期は5.66億円の赤字)、経常損失が5.49億円(同1.36億円の黒字)、当期純利益が同3.4%増の0.91億円だった。国内において婦人服の販売が低調だったこと、暖冬による冬物衣料の販売苦戦などが響いた。その一方、オーダースーツの受注販売は堅調だった。
17年3月期通期については、売上高が前年比2.6%減の232.00億円、営業損失が5.00億円、経常損失が3.00億円、当期純利益が同100.0%減の0.00億円を見込んでいる。小売販売の「ニューヨーカー」ブランドでは不採算店舗の撤退を進めるなど、利益体質の構築を進める。不動産賃貸事業では、小田原の商業施設「ダイナシティ」でWEST館のリニューアルを実施し、引き続き地域密着・地域共生を重視した運営を進める。
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足元の業績では、16年3月期の売上高が前年比2.8%減の238.13億円、営業損失が9.18億円(前期は5.66億円の赤字)、経常損失が5.49億円(同1.36億円の黒字)、当期純利益が同3.4%増の0.91億円だった。国内において婦人服の販売が低調だったこと、暖冬による冬物衣料の販売苦戦などが響いた。その一方、オーダースーツの受注販売は堅調だった。
17年3月期通期については、売上高が前年比2.6%減の232.00億円、営業損失が5.00億円、経常損失が3.00億円、当期純利益が同100.0%減の0.00億円を見込んでいる。小売販売の「ニューヨーカー」ブランドでは不採算店舗の撤退を進めるなど、利益体質の構築を進める。不動産賃貸事業では、小田原の商業施設「ダイナシティ」でWEST館のリニューアルを実施し、引き続き地域密着・地域共生を重視した運営を進める。
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