【IPO:LINE<3938>】上場直前!★フィスコ大胆予想★(1)
[16/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
同社は、モバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告等のサービスを提供するLINEビジネス・ポータル事業を展開する。
「LINE」の月間アクティブユーザー数(MAU)は日本、台湾、タイ及びインドネシアを中心に約2.2億人に上る(2016年3月末。なお、米Facebookは同16.5億人、中国テンセントの「微信(ウィーチャット)」は同7.6億人)。売上収益のうち24%がトーク、スタンプなどの「コミュニケーション」、41%がLINE GAMEなどの「コンテンツ」となる(2015年12月期実績)。今年3月には、LINEを入り口に利用者が必要とする情報やサービス、モノを提供する「スマートポータル」などの事業戦略を発表しており、収益性の向上が期待されている。
業績面について、2015年12月期の業績は、売上高が前期比39.7%増の1206億円と伸びた一方、税引前損失は120億円となった。純損失は79億円だった。また、16年12月期の第1四半期も2億円の純損失を計上している。同社は16年12月期の業績予想を開示していない。公開価格で算出した時価総額は6,929億円に上り、ミクシィ<2121>などの国内類似企業(いずれも3000億円台)を大きく上回る。
公開価格は、仮条件(2900円〜3300円)の上限である3300円で決定した。なお、ブックビルディング期間中の7月4日に、仮条件を従来の2700円〜3200円から引き上げており、需要の強さを印象付けた。東証上場に先立ち、7/14に米ニューヨーク証券取引所へ上場するため、米国市場の終値が東証での初値形成に大きく影響することになる。
(2)に続く
フィスコ
<HK>
「LINE」の月間アクティブユーザー数(MAU)は日本、台湾、タイ及びインドネシアを中心に約2.2億人に上る(2016年3月末。なお、米Facebookは同16.5億人、中国テンセントの「微信(ウィーチャット)」は同7.6億人)。売上収益のうち24%がトーク、スタンプなどの「コミュニケーション」、41%がLINE GAMEなどの「コンテンツ」となる(2015年12月期実績)。今年3月には、LINEを入り口に利用者が必要とする情報やサービス、モノを提供する「スマートポータル」などの事業戦略を発表しており、収益性の向上が期待されている。
業績面について、2015年12月期の業績は、売上高が前期比39.7%増の1206億円と伸びた一方、税引前損失は120億円となった。純損失は79億円だった。また、16年12月期の第1四半期も2億円の純損失を計上している。同社は16年12月期の業績予想を開示していない。公開価格で算出した時価総額は6,929億円に上り、ミクシィ<2121>などの国内類似企業(いずれも3000億円台)を大きく上回る。
公開価格は、仮条件(2900円〜3300円)の上限である3300円で決定した。なお、ブックビルディング期間中の7月4日に、仮条件を従来の2700円〜3200円から引き上げており、需要の強さを印象付けた。東証上場に先立ち、7/14に米ニューヨーク証券取引所へ上場するため、米国市場の終値が東証での初値形成に大きく影響することになる。
(2)に続く
フィスコ
<HK>