高木証券<8625> ---TVCM等による認知度拡大で投資信託コンサルティング営業が中長期的な収益ドライバーとして牽引
[16/07/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』7月14日放送において、高木証券<8625>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)
Q.まずは企業の概要からお願いします。
高木証券<8625>は、1873(明治6)年に創業された老舗の中堅証券会社で、大阪市北区に本店を置き、近畿及び関東を中心に13 店舗を構えています。昨年11 月には、業界初となる投資信託専門店「投信の窓口」を東京・日本橋と三軒茶屋、大阪。
個人取引を主体とした対面営業に定評があり、その強みを活かし投資信託のコンサルティング営業に注力しています。
Q.事業の詳細を教えてください。
高木証券の収益の柱は、株式や投資信託、債券など、顧客の有価証券売買を仲介することによる「受入手数料」であり、2016 年3 月期実績では、営業収益の約96.9%を占めています。「受入手数料」を商品別に見ると、「株券」が44%、「受益証券(投資信託)」が55.6%と、特に「投資信託」の構成比が高い点が特徴です。
Q.ファンドラボサービスに注力されるそうですね?
遠藤憲一さんが出演されている「今までの私の投信選びは何だったんだ!」というCMで、皆さまも「ファンド・ラボ」という言葉になじみがあるかもしれません。
高木証券は、投資信託の品ぞろえを充実させるとともに、国内で設定されている約4,500 本の公募投資信託について、公平・中立・透明に評価できる組織として「ファンド・リサーチセンター」を新設し、そこで設計されるファンド分析ツール「ファンド・ラボ」シリーズを活用したコンサルティング営業を開始しました。口座を開設していなくても、投資信託の無料診断や相談が可能になっています。
投資信託の品ぞろえは約1500本と、大手証券を含め対面営業を中心とした証券会社の中では圧倒的な品ぞろえで、今後もさらに増やしていく方針です。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
4月27日に発表した16年3月期の業績は、営業収益(売上高) が前期比31.7% 減の51.12 億円、営業損失が19.28億円(前期は3.24億円の利益)、経常損失が16.05億円(前期は6.45億円の利益)、当期純利益が前期比55.5% 減の5.31億円と減収減益となり、営業損失に落ち込みました。ただ、最終的な当期純損益は投資有価証券の売却益により黒字を確保している。世界的な株式市場の低迷が業績の足を引っ張った格好になっています。
17年3月期については、株式市況の動向に左右される可能性を否定できませんが、投資信託のコンサルティング営業の強化を図ることで、中長期的には安定収益源である信託報酬の比率を高めていく方針です。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)
Q.まずは企業の概要からお願いします。
高木証券<8625>は、1873(明治6)年に創業された老舗の中堅証券会社で、大阪市北区に本店を置き、近畿及び関東を中心に13 店舗を構えています。昨年11 月には、業界初となる投資信託専門店「投信の窓口」を東京・日本橋と三軒茶屋、大阪。
個人取引を主体とした対面営業に定評があり、その強みを活かし投資信託のコンサルティング営業に注力しています。
Q.事業の詳細を教えてください。
高木証券の収益の柱は、株式や投資信託、債券など、顧客の有価証券売買を仲介することによる「受入手数料」であり、2016 年3 月期実績では、営業収益の約96.9%を占めています。「受入手数料」を商品別に見ると、「株券」が44%、「受益証券(投資信託)」が55.6%と、特に「投資信託」の構成比が高い点が特徴です。
Q.ファンドラボサービスに注力されるそうですね?
遠藤憲一さんが出演されている「今までの私の投信選びは何だったんだ!」というCMで、皆さまも「ファンド・ラボ」という言葉になじみがあるかもしれません。
高木証券は、投資信託の品ぞろえを充実させるとともに、国内で設定されている約4,500 本の公募投資信託について、公平・中立・透明に評価できる組織として「ファンド・リサーチセンター」を新設し、そこで設計されるファンド分析ツール「ファンド・ラボ」シリーズを活用したコンサルティング営業を開始しました。口座を開設していなくても、投資信託の無料診断や相談が可能になっています。
投資信託の品ぞろえは約1500本と、大手証券を含め対面営業を中心とした証券会社の中では圧倒的な品ぞろえで、今後もさらに増やしていく方針です。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
4月27日に発表した16年3月期の業績は、営業収益(売上高) が前期比31.7% 減の51.12 億円、営業損失が19.28億円(前期は3.24億円の利益)、経常損失が16.05億円(前期は6.45億円の利益)、当期純利益が前期比55.5% 減の5.31億円と減収減益となり、営業損失に落ち込みました。ただ、最終的な当期純損益は投資有価証券の売却益により黒字を確保している。世界的な株式市場の低迷が業績の足を引っ張った格好になっています。
17年3月期については、株式市況の動向に左右される可能性を否定できませんが、投資信託のコンサルティング営業の強化を図ることで、中長期的には安定収益源である信託報酬の比率を高めていく方針です。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>