注目銘柄ダイジェスト(前場):信越化学、伊藤忠、ミツミ電機など
[16/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ミツミ電機<6767>:566円(前日比+80円)
ストップ高。任天堂が今後発売を予定している「ポケモンGOプラス」の製造を担う企業として思惑が高まっているもようだ。「ポケモンGOプラス」の製造場所とされている場所が、同社の中国の事業所と一致しているもようだ。もともと、同社は「ポケモンGOプラス」の製造委託先企業として有力視されてきた一社でもある。
三井化学<4183>:442円(前日比+52円)
急伸。業績観測報道が伝わっており、ポジティブサプライズと受け止められている。4-6月期営業利益は230億円前後となり、前年同期をやや上回ったもようとされているほか、4-9月期は430億円強と前年同期比5%増になる見通しとされている。市場予想は4-6月期が130億円レベル、4-9月期が300億円レベルであったと見られる。三菱ケミカルなど他の石化メーカーにも好決算期待が波及へ。
伊藤忠<8001>:1151.5円(前日比-110.5円)
大幅続落。グラウカス・チサーチが「強い売り推奨」とのレポートを公表しており、売り材料視されている。目標株価は631円とされているようだ。グラウカスは、利益の水増しや資金の流用などで業績が本来の数字より大きく開示され、本来の価値から不当に高く評価されている銘柄を空売りすることで知られている。7月から日本株投資を開始しているもようだ。
信越化学<4063>:7125円(前日比+936円)
大幅反発。前日に発表した第1四半期営業利益は600億円で前年同期比17%増益、市場予想を100億円近く上回った。新たに示した通期予想は2250億円で前期比8%増益の予想、為替想定レートを1ドル=100円としながらも、市場予想を上回る見通しとなっている。モルガン・スタンレーMUFG証券やマッコーリー証券では投資判断を格上げへ。300ミリウエハの回復なども好決算の背景となっていることから、SUMCOも連れ高する展開に。
バーチャレクス<6193>:1235円(前日比+140円)
5日ぶり大幅反発。コールセンター向けデータ分析可視化サービス「パフォーマンス・マネジメント・クラウド」を7月25日にSBI証券へ導入したと発表している。本サービスは、バーチャレクスの主軸分野であるコールセンター領域において、業務中に蓄積されるコールログやコンタクト履歴を利用し、コールセンター全体、オペレーター別など様々な切り口の業務状況やKPIの達成状況を、最適なタイミングで素早く可視化するサービスという。
ミクシィ<2121>:3705円(前日比+135円)
反発。同社のXFLAGスタジオは、新ゲームアプリ「ブラナイDASH(ブラナイダッシュ)」を8月中旬に提供開始する予定と発表している。7月26日より「ブラナイDASH」ティザーサイトとティザー動画を公開し、事前登録の受付を開始した。なお、1月より提供中の「ブラックナイトストライカーズ」はサービスの提供終了を予定しており、アカウントで保有しているデータの一部を「ブラナイDASH」へ移行可能とする予定。
サイバーダイン<7779>:2056円(前日比+107円)
大幅反発。FDA(米国食品医薬品局)によるHAL医療用の医療機器承認を見越し、CYBERDYNE USA Inc.を米国に設立すると発表している。医療・介護福祉・生活支援領域における世界最大の市場である米国において製品・サービスの普及を進めるほか、最先端技術が集積する米国の利点を活かし、様々な事業パートナーと連携を図り、同社のプレゼンスを高め、世界各国への事業展開の加速に繋げるとしている。
インベスターC<1435>:4205円(前日比+700円)
ストップ高。16年12月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の12.53億円から13.60億円へ、通期見通しは28.94億円から34.00億円へと引き上げた。同社はアパート経営プラットフォーム「TATERU」の機能強化や知名度の向上を図ることで、会員数の増加と成約率の維持・向上を推進してきた。その結果、上期における受注棟数が当初の想定よりも約30%増で推移したという。
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