エイジア Research Memo(5):今後注力していく市場は本格的な成長局面を迎えると予測される
[16/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(1)市場環境について
エイジア<2352>を取り巻く市場環境は引き続き良好な見通しとなっている。国内のEC市場については2014年時点で12.8兆円、EC化率で4.37%と右肩上がりの成長が続いているが、今後も年率2ケタ成長が見込まれる。EC化率で見ると2013年時点で英国が11.6%、中国が8.3%の水準となっており、EC化率の上昇余地があるとみられるためだ。
また、同社が今後注力していく国内のマーケティングオートメーション市場が、2015年を普及元年として今後、本格的な成長局面を迎えると予想されていることも追い風だ。マーケティングオートメーションとは、企業が行うデジタルマーケティング戦略の中で、顧客(見込み客含む)の属性や行動データなどを一元管理し、多様なコミュニケーションチャネル(DM、メール、SNS等)の中から最適なコミュニケーションツールを使って、個々の顧客に対して行うプロモーション活動を自動化するツールのことを指す。従来は、マーケティング担当者が属人的にデジタルプロモーションを行ってきたため、生産性の向上が課題となっていたが、マーケティングオートメーションツールを導入することで、デジタルマーケティングにおける費用対効果を大幅に向上することが可能となる。米国では2010年以降市場が立ち上がり、日本でも2014年に入ってオラクルやセールスフォース、IBMなどがサービスの提供を開始し、市場が立ち上がり始めている。市場調査会社の予測によれば、同市場は2015年(見込)の272億円から2020年には559億円まで拡大する見通しとなっており、電子メール配信システムを主力事業としている同社にとっては今後、3〜4年間が収益を大きく伸ばしていく好機となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1)市場環境について
エイジア<2352>を取り巻く市場環境は引き続き良好な見通しとなっている。国内のEC市場については2014年時点で12.8兆円、EC化率で4.37%と右肩上がりの成長が続いているが、今後も年率2ケタ成長が見込まれる。EC化率で見ると2013年時点で英国が11.6%、中国が8.3%の水準となっており、EC化率の上昇余地があるとみられるためだ。
また、同社が今後注力していく国内のマーケティングオートメーション市場が、2015年を普及元年として今後、本格的な成長局面を迎えると予想されていることも追い風だ。マーケティングオートメーションとは、企業が行うデジタルマーケティング戦略の中で、顧客(見込み客含む)の属性や行動データなどを一元管理し、多様なコミュニケーションチャネル(DM、メール、SNS等)の中から最適なコミュニケーションツールを使って、個々の顧客に対して行うプロモーション活動を自動化するツールのことを指す。従来は、マーケティング担当者が属人的にデジタルプロモーションを行ってきたため、生産性の向上が課題となっていたが、マーケティングオートメーションツールを導入することで、デジタルマーケティングにおける費用対効果を大幅に向上することが可能となる。米国では2010年以降市場が立ち上がり、日本でも2014年に入ってオラクルやセールスフォース、IBMなどがサービスの提供を開始し、市場が立ち上がり始めている。市場調査会社の予測によれば、同市場は2015年(見込)の272億円から2020年には559億円まで拡大する見通しとなっており、電子メール配信システムを主力事業としている同社にとっては今後、3〜4年間が収益を大きく伸ばしていく好機となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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