【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家中原良太:新興株、これから衰退か?
[16/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報 - Stock Forecast」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2016年8月29日14時 に執筆
From: 中原良太
横浜の自宅より、、、
先週は、どっちつかずの値動きが続いていましたが…。
今週からは、少しは面白い動きがありそうですね〜。
週末にはFRB議長講演もあり、
米国の利上げへの期待が膨らんでいるようです。
それもあり、ドル円レートは一気に円安が進み、
1円以上も円安へと振れ、一時ドル円が101円後半まで
大きく振れました。
この記事を執筆しているのはまだ週末なので、
週明け、相場がどう動いているかは分かりませんが…。
おそらく、底堅い動きをしていることでしょう。
円安効果もあり、日本相場にも一時活気が戻ってきているはずです。
特に、為替感応度の高い大型企業にとって、
円安効果の影響は大きいと期待できるでしょう。
そう考えると、、、
今の状況では、「大型株が上がりやすく」「新興株は下がりやすい」
時期なのかもしれません。
なぜ、新興株が下がりやすいのかというと、
大型株が賑わっている分、ヤキモチを焼いた投資家たちが、
新興株から大型株へと資金を移動する可能性も考えられるからです。
そう考えると、これから値上がり益を狙うのであれば、
大型株を狙った方が、勝ちの目もあるかもしれませんね〜。
ただし、、、
今回の一件で、日本市場全体が本格的に上昇トレンドに入ったかというと、
そうではない可能性の方が高いでしょう。
以前、日本株市場は下落トレンドから抜け出しきってはいない上、
上昇トレンドとなるための起爆剤も不足している状況です。
そう考えると、
「超大型株=ボックス相場」
「それ以外=下落相場」
といった見方をしておくぐらいが、ちょうど良いのかもしれません。
こんなときには、
「上がった株を売って利益確定する」
「下がった株をナンピン買いして逆張りのチャンスを狙う」
という。こんな行動をする投資家が多そうですね。
…ということで。今のところの僕の投資スタンスはこんな感じです。
【日経225銘柄:押し目買い】
注目中の銘柄例:ミツミ電機<6767>
業績面では芳しくない状況が続くものの、チャート面では押し目買いを狙いたい局面。これから大きく下落するようなことがあれば、押し目を拾うチャンスに期待したいところ。
【TOPIX:逆張り】
注目中の銘柄例:日本水産<1332>
公募増資で最大167億円を調達すると発表しており、発行済株式総数に対する割合は約13%となる。希薄化懸念も出てきたことから、直近は株価が急落しています。一方、500円台からの急落により、すでにこの件は織り込み済みと見ても問題なさそうです。むしろ、オーバーリアクションだった可能性が考えられるため、これからのリバウンドに期待しておきたいところ。
【ジャスダック:逆張り】
注目中の銘柄例:日本精密<7771>
8月下旬に入ってからは、値動きは芳しく無く、節目の200円へと株価が急接近しています。200円は心理的節目でもあり、かつ年初来安値付近の株価でもあるため、短期的に下落したとしても、一旦は買い支えが入りやすいことも期待できるでしょう。もう一段の下落があった際は、逆張りで攻めたいところ。
【マザーズ:逆張り】
注目中の銘柄例:バーチャレクス・コンサルティング<6193>
業績の進捗は好調なものの、株価は上々来安値を更新中。今後、一気に下落した時や、本格的に底値が固まったタイミングで逆張りで臨みたいところ。
以上が、いまの僕の投資スタンスです。
「円安効果が追い風になりそうな日経225銘柄=押し目買い」
「まだまだ動きが弱いTOPIX株、新興株=逆張り」
このスタンスで、引き続き臨んで行きたいところですね。^^@
それにしても、、、
最近はずっと、ドル円にばかり相場が左右されていますね〜。
何か、もっと大きなイベントがあれば、面白いんですが…。
材料があまりなく、閑散としていることもありますので、、、
これからは、個別株の材料の方が、相対的に注目されやすいことでしょう。
このあたりは、流動的に対応していきたいですね^^@
では、今週も気合を入れていきましょう!
- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報 - Stock Forecast
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