【飯村真由の社長インタビュー】ハウスドゥ安藤社長に不動産担保ローン事業の構想を突撃取材!!
[16/09/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
みなさん、こんにちは♪
フィスコリサーチアナリスト 飯村真由です。
このたびフィスコは実業之日本社と共同で、経済・株式投資情報誌「FISCO 株・企業報 Jマネー2016年秋冬号」を新創刊いたしました!メインテーマは「フィンテック」となっています。
私は同誌のP85で、ハウスドゥ<3457>の安藤社長にインタビューをさせていただきました。同社は不動産売買仲介のFC事業を全国展開している企業です。自宅を売却後にリース契約に切り替えて住み続けることができるハウス・リースバック事業も好調で、更なる成長が市場でも期待されています。
今回は新規事業について直接、安藤社長から詳しくうかがったので、インタビューの内容を特別公開したいと思います!
--------------
<飯村>
不動産テック(不動産×IT)を活用した新サービスを今秋からスタートされるようですね。
【安藤】
フィンテックの技術を用いた不動産担保ローン事業を子会社の株式会社フィナンシャルドゥで展開する予定です。具体的には、スマートフォンアプリでAI(人工知能)を活用した不動産査定により瞬時に担保評価(1分査定)を行います。融資可能な範囲で資金の借り入れや返済がアプリ上で自由にできるというものです。
<飯村>
アプリで簡単に融資が完結できるのはとても便利ですね。私は個人の資金繰りをサポートする御社のハウス・リースバック事業にとても感銘を受けたのですが、不動産担保ローン事業の需要も大きそうですね。
【安藤】
当社は不動産の適正な査定に強みがありますし、ハウス・リースバック事業の成功を活かし、「不動産は売却したくないけど一時的に資金が必要」という個人の資金ニーズに答えたいと考えました。貸金業者の激減により不動産担保ローンの需要は拡大する一方ですが、世の中にはまだ便利な仕組みがありません。「この家でいくら借りられるのか」という相談をアプリで瞬時に対応してスムーズな融資を行うことができれば画期的ですし、日本で初めて当社が手掛ける新たな金融サービスです。不動産担保ローンの需要は極めて大きいのですが貸し手が少ない、まさにブルーオーシャンの市場といえます。当社が銀行の代わりを担う「ハウスドゥ!BANK」のような事業構想です。大切な個人情報をお預かりしますので、セキュリティの強化にも注力していきます。
<飯村>
この事業の収益性はどうなのでしょうか。
【安藤】
このビジネスモデルは資金力が必要ですが、労働集約型ではないので利益を積み上げていくことができます。融資可能額は不動産評価の7掛けまでに設定しますし、仮にお客様の資金返済が難しくなり不動産の売却が必要となった際も、当社にはそのスキルが備わっていますから事業リスクは少ないです。
<飯村>
2017年6月期はウエイト転換年度という位置付けですよね。
【安藤】
はい。FC、ハウス・リースバックと共に、不動産担保ローンといったストック事業に積極的な投資を行います。2016年6月期は売買事業の利益が大きかったのですが、中長期的な成長を見据え、より安定的な収益構造へと変化させることが目的です。新たに策定した中期経営計画では、最終年度である2019年6月期に売上高162.15億円(2016年6月期は172.75億円)、営業利益19.09億円(同12.77億円)の達成を見込んでいます。
<飯村>
消費者ニーズが高いだけではなく、御社の将来的な利益成長を支える3つ目の柱という意味でも魅力的な事業なのですね。サービス開始後の反響が楽しみです。
安藤社長、ありがとうございました。
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安藤社長には16日に開催したフィスコ個人投資家セミナー「次なる成長企業は!?フィスコリサーチアナリスト飯村真由が新興市場の注目企業にライブ社長インタビュー」にもお越しいただきました。
セミナーの動画を後日公開する予定ですので、そちらも楽しみにしていてくださいね。
<TN>
フィスコリサーチアナリスト 飯村真由です。
このたびフィスコは実業之日本社と共同で、経済・株式投資情報誌「FISCO 株・企業報 Jマネー2016年秋冬号」を新創刊いたしました!メインテーマは「フィンテック」となっています。
私は同誌のP85で、ハウスドゥ<3457>の安藤社長にインタビューをさせていただきました。同社は不動産売買仲介のFC事業を全国展開している企業です。自宅を売却後にリース契約に切り替えて住み続けることができるハウス・リースバック事業も好調で、更なる成長が市場でも期待されています。
今回は新規事業について直接、安藤社長から詳しくうかがったので、インタビューの内容を特別公開したいと思います!
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<飯村>
不動産テック(不動産×IT)を活用した新サービスを今秋からスタートされるようですね。
【安藤】
フィンテックの技術を用いた不動産担保ローン事業を子会社の株式会社フィナンシャルドゥで展開する予定です。具体的には、スマートフォンアプリでAI(人工知能)を活用した不動産査定により瞬時に担保評価(1分査定)を行います。融資可能な範囲で資金の借り入れや返済がアプリ上で自由にできるというものです。
<飯村>
アプリで簡単に融資が完結できるのはとても便利ですね。私は個人の資金繰りをサポートする御社のハウス・リースバック事業にとても感銘を受けたのですが、不動産担保ローン事業の需要も大きそうですね。
【安藤】
当社は不動産の適正な査定に強みがありますし、ハウス・リースバック事業の成功を活かし、「不動産は売却したくないけど一時的に資金が必要」という個人の資金ニーズに答えたいと考えました。貸金業者の激減により不動産担保ローンの需要は拡大する一方ですが、世の中にはまだ便利な仕組みがありません。「この家でいくら借りられるのか」という相談をアプリで瞬時に対応してスムーズな融資を行うことができれば画期的ですし、日本で初めて当社が手掛ける新たな金融サービスです。不動産担保ローンの需要は極めて大きいのですが貸し手が少ない、まさにブルーオーシャンの市場といえます。当社が銀行の代わりを担う「ハウスドゥ!BANK」のような事業構想です。大切な個人情報をお預かりしますので、セキュリティの強化にも注力していきます。
<飯村>
この事業の収益性はどうなのでしょうか。
【安藤】
このビジネスモデルは資金力が必要ですが、労働集約型ではないので利益を積み上げていくことができます。融資可能額は不動産評価の7掛けまでに設定しますし、仮にお客様の資金返済が難しくなり不動産の売却が必要となった際も、当社にはそのスキルが備わっていますから事業リスクは少ないです。
<飯村>
2017年6月期はウエイト転換年度という位置付けですよね。
【安藤】
はい。FC、ハウス・リースバックと共に、不動産担保ローンといったストック事業に積極的な投資を行います。2016年6月期は売買事業の利益が大きかったのですが、中長期的な成長を見据え、より安定的な収益構造へと変化させることが目的です。新たに策定した中期経営計画では、最終年度である2019年6月期に売上高162.15億円(2016年6月期は172.75億円)、営業利益19.09億円(同12.77億円)の達成を見込んでいます。
<飯村>
消費者ニーズが高いだけではなく、御社の将来的な利益成長を支える3つ目の柱という意味でも魅力的な事業なのですね。サービス開始後の反響が楽しみです。
安藤社長、ありがとうございました。
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安藤社長には16日に開催したフィスコ個人投資家セミナー「次なる成長企業は!?フィスコリサーチアナリスト飯村真由が新興市場の注目企業にライブ社長インタビュー」にもお越しいただきました。
セミナーの動画を後日公開する予定ですので、そちらも楽しみにしていてくださいね。
<TN>