注目銘柄ダイジェスト(前場):さが美、LINE、SJIなど
[16/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
さが美<8201>:107円(前日比+30円)
ストップ高。独立系投資ファンドのニューホライズンキャピタルがユニファミマ<8028>に対し、さが美の買収を提案したことが分かったと一部メディアが報じている。さが美は投資ファンドのアスパラントグループによる買収で合意しており、ニューホライズンキャピタルの提案は対抗的なものとなる。アスパラントの1株当たり56円を25%上回る70円での買収を提案したとみられている。
ニチレイ<2871>:1167円(前日比+70円)
大幅に4日続伸し年初来高値更新。大和証券が投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に、目標株価を900円から1300円に引き上げている。17年3月期の第1四半期(4-6月)については、冷凍チャーハンなど冷凍食品の需要が強く、好調な業績だったと評価している。また、デフレリスクは低いと判断し、円高や市況安により利益率の改善を予想しているようだ。
TDK<6762>:6740円(前日比-450円)
急反落。東証1部下落率上位には同社やアルプス電<6770>といった米アップル関連銘柄がランクインしている。アップルの新型スマートフォン「iPhone 7」の販売が海外では前機種を下回るとの観測が報じられている。関連銘柄は直近で販売好調との報道を受けて買われる場面があっただけに、本日は今回の観測報道が嫌気され戻り売りに押される展開となっている。
LINE<3938>:4680円(前日比+155円)
一時4735円まで急伸。米有力ベンチャーキャピタル(VC)であるアンドリーセン・ホロウィッツのジェフ・ジョーダンゼネラルパートナーが、一部メディアの取材でフリマアプリ開発のメルカリと同社に注目していると語ったことが伝わっており、材料視されているようだ。同氏は昨秋から減少している米国のベンチャー企業投資が改善に向かっており、日本においても面白い会社が増えていると指摘したという。
PSS<7707>:456円(前日比+59円)
大幅反発。ベルギーのDiagenode S.A.との間で、PSSが開発した全自動遺伝子診断装置(リアルタイムPCR診断装置)である「geneLEADVIII」に搭載する試薬開発及びOEM供給に関して合意したと発表している。Diagenodeが保有する業界最先端の臨床診断薬(定量PCR測定用)のうち感染症診断用8項目が最適化されgeneLEADVIIIに搭載される。Diagenodeは分子生物学研究や診断薬のための試薬やキットを開発、製造、販売している。
SJI<2315>:97円(前日比+24円)
一時ストップ高。東証が9月24日付で特設注意市場銘柄の指定を解除するとともに、監理銘柄(審査中)の指定を解除したと発表している。今般同社から提出された内部管理体制確認書の内容等を確認したところ、社内規程の整備・遵守状況に改善が認められること、監査の有効性が高まっていること、適時開示部門の体制強化が適切に行われていること、各取締役及び監査役が相互に牽制機能を発揮している状況などが確認できたとしている。
エージーピー<9377>:490円(前日比+80円)
ストップ高。丸紅新電力と小売電気事業に関し、電力卸供給契約及び需給管理業務契約を締結し、業務提携を行うと発表している。本年4月からの小売電気事業の全面自由化をビジネスチャンスと捉え、自社における電力調達の効率化を図るとともに、個人・法人を問わず空港内外の顧客に対して小売電気事業の展開を行う。一方、丸紅新電力はバランシンググループを形成し、卸電力の供給や需給管理等、サポート業務を担う。
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