エニグモ Research Memo(4):BUYMAサービスをリューアルしたことで成長が加速
[16/10/12]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■沿革
エニグモ<3665>は、2004年2月にショッピング・コミュニティサイトの運営を目的として、現代表取締役最高経営責任者の須田将啓(すだしょうけい)氏等によって東京都港区南青山にて設立された。ネットビジネスで起業したいと考えていた須田氏が、マーケティングを学ぶために(株)博報堂に入社し、そこで創業メンバーと出会い、ネット社会の進展により個人が主役となる時代をイメージした「BUYMA」のアイデア(個人のセンスで発掘した商品を売買する仕組み)に共感し合ったことが創業の経緯となった。
2005年2月に、グローバル・ショッピング・コミュニティ「BuyMa」のサービスを開始し、現在の「BUYMA」事業の原型がスタートした。2006年3月には、資金調達とトラフィック強化を目的としてソニーコミュニケーションネットワーク(株)(現ソニーネットワークコミュニケーションズ(株))からの出資を受けた。
その後、ファッション分野の品ぞろえを強化したことにより感度の高い女性に支持されたことや、ソーシャルメディアの普及などが追い風となり、「BUYMA」事業が軌道に乗り始めると、2010年11月には、ファッションを主軸とした現在のソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA」へサービスをリニューアルしたことで同社の成長が加速した。2012年7月に東証マザーズ市場へ上場を果たした。
海外展開については、2012年12月に米国Image Network社と資本・業務提携すると、2013年7月から「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)の前身となる「AVENUE・K」を試験的に開始。また、2013年6月にはエニグモコリアを設立し、2013年12月からBUYMA Koreaを展開している。ただ、米国Image Network社への投資事業については、前期において「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)(BUYMA運営チームからの選抜による運営)を正式リリースしたことに伴い、一定の役割(市場調査や実験的施策等)を終えたことから清算とし、2016年7月からは「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)の本格的なマーケティングを開始した。また、「GLOBAL BUYMA」(韓国語版BUYMA)についても、事業運営を日本へ移管することで成長スピードの加速を図っている。
また、2015年2月には、メディア事業の強化や「BUYMA」との連携による新たな価値創出を目的としてロケットベンチャーを買収した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<HN>
エニグモ<3665>は、2004年2月にショッピング・コミュニティサイトの運営を目的として、現代表取締役最高経営責任者の須田将啓(すだしょうけい)氏等によって東京都港区南青山にて設立された。ネットビジネスで起業したいと考えていた須田氏が、マーケティングを学ぶために(株)博報堂に入社し、そこで創業メンバーと出会い、ネット社会の進展により個人が主役となる時代をイメージした「BUYMA」のアイデア(個人のセンスで発掘した商品を売買する仕組み)に共感し合ったことが創業の経緯となった。
2005年2月に、グローバル・ショッピング・コミュニティ「BuyMa」のサービスを開始し、現在の「BUYMA」事業の原型がスタートした。2006年3月には、資金調達とトラフィック強化を目的としてソニーコミュニケーションネットワーク(株)(現ソニーネットワークコミュニケーションズ(株))からの出資を受けた。
その後、ファッション分野の品ぞろえを強化したことにより感度の高い女性に支持されたことや、ソーシャルメディアの普及などが追い風となり、「BUYMA」事業が軌道に乗り始めると、2010年11月には、ファッションを主軸とした現在のソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA」へサービスをリニューアルしたことで同社の成長が加速した。2012年7月に東証マザーズ市場へ上場を果たした。
海外展開については、2012年12月に米国Image Network社と資本・業務提携すると、2013年7月から「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)の前身となる「AVENUE・K」を試験的に開始。また、2013年6月にはエニグモコリアを設立し、2013年12月からBUYMA Koreaを展開している。ただ、米国Image Network社への投資事業については、前期において「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)(BUYMA運営チームからの選抜による運営)を正式リリースしたことに伴い、一定の役割(市場調査や実験的施策等)を終えたことから清算とし、2016年7月からは「GLOBAL BUYMA」(英語版BUYMA)の本格的なマーケティングを開始した。また、「GLOBAL BUYMA」(韓国語版BUYMA)についても、事業運営を日本へ移管することで成長スピードの加速を図っている。
また、2015年2月には、メディア事業の強化や「BUYMA」との連携による新たな価値創出を目的としてロケットベンチャーを買収した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<HN>