【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家有限亭玉介:大統領選後の相場と注目したいインフラ株
[16/10/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2016年10月25日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『大統領選挙後の相場』に関する読み物と多様なインフラに関する銘柄について寄稿させて頂きます。
11月8日の大統領選挙を控えまして、3回のテレビ討論会の結果から、大手メディアの世論調査において共和党候補ドナルド・トランプ氏の当選の確率は著しく下がりましたねぇ。
それに伴いSPXなど各種指数データからは株価暴落への備えに対しての意識は後退、米国の年内利上げに対しての期待感が高まっております。特に10/9の第2回テレビ討論会以降からは民主党候補ヒラリー・クリントン氏勝利に向けた先回りの買いが入り、10/21までに日経平均は6連騰、17000円台に到達致しました。
ただ利上げ…それが成ったとしても高金利通貨のドルが買われ、ドル高円安=(イコール)日本株高になる…と思い込むのは時期尚早かと。背景の米国経済が必ずしも好調、という訳ではありませぬので注意ですねぇ。
また、もしこのままヒラリー氏が優勢であった場合…目先の10月末から11月第一週頃、大統領選挙の結果を待たずしてヘッジファンドの換金売りの潮流が来る可能性も高まりますので、その時期に対するポジショニングがあたくし達のような個人投資家にとっては重要であると考えております。機関投資家さん達とは違い、わからない相場の時は休み、安値圏に到達した株を落ち着いて拾う…なんて事も大切ですよ、ほんと。
さらに言えば、各種メディアの世論調査や報道においてはヒラリー優勢との見方ですが、先のイギリスのEU離脱・国民投票に関する事前の報道に対しての結果然り、トランプ氏の当選の可能性もまだ払拭できませんので、早合点はくれぐれもしないように…ですねぇ。
さて、その米国大統領候補が双方共通している点と言えば、多岐に渡るインフラ設備に対しての投資でございます。
あたくしは今回その「インフラ」をテーマに、今後注目していきたい銘柄について挙げます。
■住友電気工業<5802>
特にクリントン氏は通信インフラへの投資を重視しておりますので、光ファイバーなども含め、電線関連最大手のこちらを注目していきます。IoT化が世界的に拍車がかかる昨今、同社への需要の高まりも日本においてもあるかと。中長期目線で見ていきたいもんです。
■山九<9065>
10月1日施行の「改正物流総合効率化法」に伴い注目される物流事業の他、多岐に渡るプラント設備に強みのある企業さんです。現在までの業績もよく、7/25に野村證券は新規に投資判断を「Buy」へ…目標株価を740円でカバレッジを開始しております。今後、国内のインフラ設備に対する工事案件の増加が伴った場合にはさらなる増益の可能性も。
■夢真HD<2362>
建築現場における施工監理技術者派遣業務に専門特化した企業さんです。現在の建設・建築現場での人材不足は極めて深刻であり、東京オリンピックに向けたインフラ整備に対する大手ゼネコンさんの需要を集める可能性があります。また資本業務提携におけるフィンテック・AI技術の取り入れも積極的ですので、今後の成長期待も高いかと。
なんて、私的な講釈を書き連ねましたが以上となります。
長文、乱文ではありましたが、お読み頂きまして御礼申し上げます。
上記以外にも、ブログではあたくしなりの相場観の他、今、期待値の高い監視・注目銘柄やテーマ株についての記事を毎日・随時配信しております。
お時間がありましたら【儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」】を検索して頂ければ幸甚です。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2016年10月25日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『大統領選挙後の相場』に関する読み物と多様なインフラに関する銘柄について寄稿させて頂きます。
11月8日の大統領選挙を控えまして、3回のテレビ討論会の結果から、大手メディアの世論調査において共和党候補ドナルド・トランプ氏の当選の確率は著しく下がりましたねぇ。
それに伴いSPXなど各種指数データからは株価暴落への備えに対しての意識は後退、米国の年内利上げに対しての期待感が高まっております。特に10/9の第2回テレビ討論会以降からは民主党候補ヒラリー・クリントン氏勝利に向けた先回りの買いが入り、10/21までに日経平均は6連騰、17000円台に到達致しました。
ただ利上げ…それが成ったとしても高金利通貨のドルが買われ、ドル高円安=(イコール)日本株高になる…と思い込むのは時期尚早かと。背景の米国経済が必ずしも好調、という訳ではありませぬので注意ですねぇ。
また、もしこのままヒラリー氏が優勢であった場合…目先の10月末から11月第一週頃、大統領選挙の結果を待たずしてヘッジファンドの換金売りの潮流が来る可能性も高まりますので、その時期に対するポジショニングがあたくし達のような個人投資家にとっては重要であると考えております。機関投資家さん達とは違い、わからない相場の時は休み、安値圏に到達した株を落ち着いて拾う…なんて事も大切ですよ、ほんと。
さらに言えば、各種メディアの世論調査や報道においてはヒラリー優勢との見方ですが、先のイギリスのEU離脱・国民投票に関する事前の報道に対しての結果然り、トランプ氏の当選の可能性もまだ払拭できませんので、早合点はくれぐれもしないように…ですねぇ。
さて、その米国大統領候補が双方共通している点と言えば、多岐に渡るインフラ設備に対しての投資でございます。
あたくしは今回その「インフラ」をテーマに、今後注目していきたい銘柄について挙げます。
■住友電気工業<5802>
特にクリントン氏は通信インフラへの投資を重視しておりますので、光ファイバーなども含め、電線関連最大手のこちらを注目していきます。IoT化が世界的に拍車がかかる昨今、同社への需要の高まりも日本においてもあるかと。中長期目線で見ていきたいもんです。
■山九<9065>
10月1日施行の「改正物流総合効率化法」に伴い注目される物流事業の他、多岐に渡るプラント設備に強みのある企業さんです。現在までの業績もよく、7/25に野村證券は新規に投資判断を「Buy」へ…目標株価を740円でカバレッジを開始しております。今後、国内のインフラ設備に対する工事案件の増加が伴った場合にはさらなる増益の可能性も。
■夢真HD<2362>
建築現場における施工監理技術者派遣業務に専門特化した企業さんです。現在の建設・建築現場での人材不足は極めて深刻であり、東京オリンピックに向けたインフラ整備に対する大手ゼネコンさんの需要を集める可能性があります。また資本業務提携におけるフィンテック・AI技術の取り入れも積極的ですので、今後の成長期待も高いかと。
なんて、私的な講釈を書き連ねましたが以上となります。
長文、乱文ではありましたが、お読み頂きまして御礼申し上げます。
上記以外にも、ブログではあたくしなりの相場観の他、今、期待値の高い監視・注目銘柄やテーマ株についての記事を毎日・随時配信しております。
お時間がありましたら【儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」】を検索して頂ければ幸甚です。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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