アイル Research Memo(7):「CROSS-OVERシナジー」戦略やストック型商材の伸長効果で増収増益の計画
[16/10/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(3) 2017年7月期は増収増益の予想
アイル<3854>の2017年7月期の連結業績予想(9月6日公表)については、第2四半期累計(8月−1月)の売上高が前年同期比12.6%増の4,080百万円、営業利益が同3.9%増の134百万円、経常利益が同8.4%増の149百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.2%減の91百万円で、通期の売上高が前期比14.0%増の9,000百万円、営業利益が同6.4%増の401百万円、経常利益が同9.1%増の428百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の272百万円としている。なお季節要因として下期の構成比が高い収益構造のため、売上高、各利益とも下期偏重の計画となっている。
基幹業務システムとWebシステムの両面から幅広いソリューション提案を可能とする「CROSS-OVERシナジー」戦略をはじめ、協業企業の発掘・提携によって販売チャネル拡大を図るパートナー戦略、業種に特化したシステム開発や業種ごとの導入事例を生かして各業種特有の問題解決を行う業種特化戦略を推進し、システムソリューション事業、Webソリューション事業とも伸長する見込み。ストック型商材の売上高(単体ベース)は前期比24.2%増の3,000百万円を計画している。
コスト面では積極的な開発投資や営業強化に伴って開発費や人件費が増加するが、増収効果やストック型商材の伸長効果で吸収して増益予想である。大阪本社及び名古屋支店の移転に伴う家賃の増加なども考慮しているが、通期会社予想には保守的な印象が強く、上ブレ余地があるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
<HK>
(3) 2017年7月期は増収増益の予想
アイル<3854>の2017年7月期の連結業績予想(9月6日公表)については、第2四半期累計(8月−1月)の売上高が前年同期比12.6%増の4,080百万円、営業利益が同3.9%増の134百万円、経常利益が同8.4%増の149百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.2%減の91百万円で、通期の売上高が前期比14.0%増の9,000百万円、営業利益が同6.4%増の401百万円、経常利益が同9.1%増の428百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の272百万円としている。なお季節要因として下期の構成比が高い収益構造のため、売上高、各利益とも下期偏重の計画となっている。
基幹業務システムとWebシステムの両面から幅広いソリューション提案を可能とする「CROSS-OVERシナジー」戦略をはじめ、協業企業の発掘・提携によって販売チャネル拡大を図るパートナー戦略、業種に特化したシステム開発や業種ごとの導入事例を生かして各業種特有の問題解決を行う業種特化戦略を推進し、システムソリューション事業、Webソリューション事業とも伸長する見込み。ストック型商材の売上高(単体ベース)は前期比24.2%増の3,000百万円を計画している。
コスト面では積極的な開発投資や営業強化に伴って開発費や人件費が増加するが、増収効果やストック型商材の伸長効果で吸収して増益予想である。大阪本社及び名古屋支店の移転に伴う家賃の増加なども考慮しているが、通期会社予想には保守的な印象が強く、上ブレ余地があるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
<HK>