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ハウスコム−第2四半期は増収増益、売上・利益ともに上場来の最高額を更新

注目トピックス 日本株
ハウスコム<3275>は27日、2017年3月期第2四半期(2016年4-9月期)の決算を発表。

営業収益は前年同期比8.7%増の46.17億円、営業利益は同61.9%増の3.08億円、経常利益は同57.5%増の3.05億円、四半期純利益は同78.1%増の1.94億円となった。第2四半期としては、営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益のすべての項目で上場以来の最高額を更新した。

不動産賃貸仲介を営む同社は、成長路線をとり過去2年半で25店舗を新規出店、現在は直営店155店舗体制となっている。これらの新店の成長と周辺商品の好調な販売が第2四半期の営業収益の拡大につながった。また、昨年度から開始したリフォーム事業については、今期に入って営業所を2ヶ所新設し、3拠点となったことも明らかにした。こうした新規事業の立ち上がりも収益拡大に寄与している。
一方、費用面の増加は当初予想よりも抑えられている。ノー残業デーの定着や人件費構造の変化等により人件費上昇が抑制されたことが主な要因。その結果、利益も大きく増加した。

10月17日に発表した業績予想の修正では第2四半期決算のみの上方修正にとどまっていたが、今回の第2四半期決算発表でも通期予想は据え置きとしている。下期に施設移転の費用等が発生することを見込んでいるため。しかし、これまで同社は予想にあたっては保守的なスタンスをとることが多く、今回も同様の可能性もある。

決算発表と同時に中間配当の実施についても発表された。中間配当は前回予想通り26円を実施する。また、期末配当についても26円の予想を据え置き、年間配当は前年比3円増配となる52円となる。




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