BS11 Research Memo(7):17/8期も前期に続き増配の予定
[16/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
日本BS放送<9414>は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。2016年8月期については、予定どおり前期比2円増配の17.0円の配当を行った。配当性向は20.7%となった。
2017年8月期についてはさらに1円増配の18.0円の配当予想を公表している。予想1株当たり利益に基づく配当性向は21.9%となっている。同社は今中期経営計画において、売上高の増大を最優先しているが、それは決して利益をないがしろにしているわけではない。一時的な“増益率の鈍化”あるいは“利益率の低下”を想定しているだけであり、増益トレンドは維持することは、売上高の増大と同様に優先事項とされていると弊社ではみている。また、利益成長に応じた株主還元の拡大という基本スタンスも維持されていると考えている。
前述のように、同社の収益構造は、放送衛星の活用によってローコスト構造となっており、売上高目標の達成後は、収益性(利益率)は従来の水準に戻ってくる可能性が高い。今後の推移を見守りたい。
同社は株主優待制度も設けている。内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
日本BS放送<9414>は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。2016年8月期については、予定どおり前期比2円増配の17.0円の配当を行った。配当性向は20.7%となった。
2017年8月期についてはさらに1円増配の18.0円の配当予想を公表している。予想1株当たり利益に基づく配当性向は21.9%となっている。同社は今中期経営計画において、売上高の増大を最優先しているが、それは決して利益をないがしろにしているわけではない。一時的な“増益率の鈍化”あるいは“利益率の低下”を想定しているだけであり、増益トレンドは維持することは、売上高の増大と同様に優先事項とされていると弊社ではみている。また、利益成長に応じた株主還元の拡大という基本スタンスも維持されていると考えている。
前述のように、同社の収益構造は、放送衛星の活用によってローコスト構造となっており、売上高目標の達成後は、収益性(利益率)は従来の水準に戻ってくる可能性が高い。今後の推移を見守りたい。
同社は株主優待制度も設けている。内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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