ウィルグループ<6089>---「ハイブリッド派遣」で他社と差別化、好業績。成長性、配当ともに期待できる企業
[16/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』10月27日放送において、ウィルグループ<6089>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 三井 智映子)
Q、どういった会社でしょうか。
ウィルグループ<6089>は人材派遣・業務請負等の人材サービスを国内及びアジアで展開しています。
フィールドサポーターと呼ばれる社員と派遣スタッフをチームにして派遣する「ハイブリッド派遣」により差別化を図り、
インストア(顧客内取引)シェアを拡大しており、M&Aも活用しながら高成長を続けている企業です。
携帯ショップ等の販売スタッフの派遣を行うセースルアウトソーシング事業、コールセンターアウトソーシング事業、ファクトリーアウトソーシング事業の主要3事業で売上高の約86%を占めています。
Q、足元の業績はいかがでしょう。
8月5日に発表された2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算では、売上高が前年同期比42.2%増の134.18億円、営業利益が56.1%減の1.17億円、経常利益が56.4%減の1.15億円、四半期純利益が88.1%減の0.18億円でした。
セールスアウトソーシング事業は、セールスプロモーションサービスが大手IT関連企業からの家電量販店等におけるプロモーションイベント、企業向けITソリューションセミナー等の受注が堅調に推移しました。
コールセンターアウトソーシング事業は、通信業界において受注が拡大。
ファクトリーアウトソーシング事業は、食品製造業を中心とする顧客との取引拡大などで好調となりました。
利益面については、セールスアウトソーシング事業における収益性の高い業務請負案件の減少、医療・介護分野における人材派遣・紹介の先行投資などが影響しています。
Q、今後の見通しについても教えてください。
17年3月期通期については、売上高が前期比26.6%増の570.00億円、営業利益が11.9%増の16.00億円、経常利益が9.6%増の16.10億円、当期純利益が22.8%増の8.50億円とする期初計画を据え置いています。
主要 3 事業の売上高が好調を持続するほか、その他の事業も大幅増収を見込んでいます。
介護人材派 遣事業が大きく伸びるほか、オフィス派遣や 2016 年に入って子会社化したシンガポールやマ レーシアの人材サービス会社の業績も上乗せ要因となるでしょう。
Q、経営計画について教えてください
ウィルグループ<6089>が発表した中期経営計画「Will Vision 2020」では、
最終年度となる2020年3月期に売上高1,000億円、営業利益40億円の目標を掲げています。
重点戦略として、「主要 3 事業でそれぞれ業界No.1を目指す」、「新たに 3つの事業(介護人材派遣、インターネット・IoTに特化した人材紹介、ASEAN 地域における人材サービス)を事業の柱として確立する」、「ベンチャー 投資やM&Aなどを活用しながら、
人材サービス事業以外で、一定規模の事業を創出する」の3点を掲げ、その実現に向けて今後も、積極的な事業展開を進めていく方針です。
Q.株主還元策などはどうですか
株主への利益還元策として、2020年3月期に総還元配当性向で30%を打ち出しました。
ウィルグループ<6089>は株式上場以来、記念配当も含めて3期連続で実質増配を実施しており、2017年3月期は1株当たり配当金20.0円(配当性向22.4%)を予定しています。
業績の拡大が今後も続けば配当成長も期待できることになります。
また、株主優待制度も2016年より新たに導入しており、3月末株主に対して一律、1,000円分のQUOカードが贈呈されます。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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(話し手:フィスコリサーチレポーター 三井 智映子)
Q、どういった会社でしょうか。
ウィルグループ<6089>は人材派遣・業務請負等の人材サービスを国内及びアジアで展開しています。
フィールドサポーターと呼ばれる社員と派遣スタッフをチームにして派遣する「ハイブリッド派遣」により差別化を図り、
インストア(顧客内取引)シェアを拡大しており、M&Aも活用しながら高成長を続けている企業です。
携帯ショップ等の販売スタッフの派遣を行うセースルアウトソーシング事業、コールセンターアウトソーシング事業、ファクトリーアウトソーシング事業の主要3事業で売上高の約86%を占めています。
Q、足元の業績はいかがでしょう。
8月5日に発表された2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算では、売上高が前年同期比42.2%増の134.18億円、営業利益が56.1%減の1.17億円、経常利益が56.4%減の1.15億円、四半期純利益が88.1%減の0.18億円でした。
セールスアウトソーシング事業は、セールスプロモーションサービスが大手IT関連企業からの家電量販店等におけるプロモーションイベント、企業向けITソリューションセミナー等の受注が堅調に推移しました。
コールセンターアウトソーシング事業は、通信業界において受注が拡大。
ファクトリーアウトソーシング事業は、食品製造業を中心とする顧客との取引拡大などで好調となりました。
利益面については、セールスアウトソーシング事業における収益性の高い業務請負案件の減少、医療・介護分野における人材派遣・紹介の先行投資などが影響しています。
Q、今後の見通しについても教えてください。
17年3月期通期については、売上高が前期比26.6%増の570.00億円、営業利益が11.9%増の16.00億円、経常利益が9.6%増の16.10億円、当期純利益が22.8%増の8.50億円とする期初計画を据え置いています。
主要 3 事業の売上高が好調を持続するほか、その他の事業も大幅増収を見込んでいます。
介護人材派 遣事業が大きく伸びるほか、オフィス派遣や 2016 年に入って子会社化したシンガポールやマ レーシアの人材サービス会社の業績も上乗せ要因となるでしょう。
Q、経営計画について教えてください
ウィルグループ<6089>が発表した中期経営計画「Will Vision 2020」では、
最終年度となる2020年3月期に売上高1,000億円、営業利益40億円の目標を掲げています。
重点戦略として、「主要 3 事業でそれぞれ業界No.1を目指す」、「新たに 3つの事業(介護人材派遣、インターネット・IoTに特化した人材紹介、ASEAN 地域における人材サービス)を事業の柱として確立する」、「ベンチャー 投資やM&Aなどを活用しながら、
人材サービス事業以外で、一定規模の事業を創出する」の3点を掲げ、その実現に向けて今後も、積極的な事業展開を進めていく方針です。
Q.株主還元策などはどうですか
株主への利益還元策として、2020年3月期に総還元配当性向で30%を打ち出しました。
ウィルグループ<6089>は株式上場以来、記念配当も含めて3期連続で実質増配を実施しており、2017年3月期は1株当たり配当金20.0円(配当性向22.4%)を予定しています。
業績の拡大が今後も続けば配当成長も期待できることになります。
また、株主優待制度も2016年より新たに導入しており、3月末株主に対して一律、1,000円分のQUOカードが贈呈されます。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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