ナガイレーベ Research Memo(6):売上高180億円、営業利益54億円を目標とした中計を発表
[16/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期経営計画と今後の展望
(1)中期経営計画
ナガイレーベン<7447>では、2018年8月期に売上高17,500百万円、営業利益5,300百万円を目標とした中期経営計画を発表していたが、2016年8月期の実績を踏まえて、今回新たに2019年8月期に売上高18,000百万円、営業利益5,400百万円を目標とした中期経営計画を発表した。
(2)今後の事業戦略
同社を取り巻く事業環境は、当面は追い風と言える。日本看護協会、厚生労働省が発表した資料によれば、看護職員数は2013年の157万人から2025年には最大で206万人に増加すると予測されている。さらに介護職員数も2013年の177万人から2025年には253万人と予測されている。このような事業環境の中で、同社は以下のような戦略によって中期的な成長を達成していく計画だ。
a)売上拡大に向けた営業戦略
・現在の主力である看護・介護等コア市場をさらに深堀りしてシェアアップを図る。
・既存の主力商品であるヘルスケアウェアに加え、患者ウェア、手術ウェア等の周辺市場をさらに開拓する。
・同社が持っている素材・縫製の技術ノウハウや販売網を活かして新市場を開拓する。
b)安定供給に向けた生産戦略
・国内の労働市場がタイト化するなかで、国内生産メーカーに対して賃上げ対応し生産体制を一段と強化する。
・素材メーカー・商社との取り組みを強化し新商品開発力を高める。
・クイックレスポンス、小ロット多品種卯生産への対応力をさらに強化する。
c)収益力安定に向けた戦略
・国内生産から海外生産へのシフトをさらに進める。
・EPA、FTAなどの優遇税制を積極的に活用する。
・為替を含めた生産コストの変動に対して機敏な価格改定により事業収益性を確保する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
(1)中期経営計画
ナガイレーベン<7447>では、2018年8月期に売上高17,500百万円、営業利益5,300百万円を目標とした中期経営計画を発表していたが、2016年8月期の実績を踏まえて、今回新たに2019年8月期に売上高18,000百万円、営業利益5,400百万円を目標とした中期経営計画を発表した。
(2)今後の事業戦略
同社を取り巻く事業環境は、当面は追い風と言える。日本看護協会、厚生労働省が発表した資料によれば、看護職員数は2013年の157万人から2025年には最大で206万人に増加すると予測されている。さらに介護職員数も2013年の177万人から2025年には253万人と予測されている。このような事業環境の中で、同社は以下のような戦略によって中期的な成長を達成していく計画だ。
a)売上拡大に向けた営業戦略
・現在の主力である看護・介護等コア市場をさらに深堀りしてシェアアップを図る。
・既存の主力商品であるヘルスケアウェアに加え、患者ウェア、手術ウェア等の周辺市場をさらに開拓する。
・同社が持っている素材・縫製の技術ノウハウや販売網を活かして新市場を開拓する。
b)安定供給に向けた生産戦略
・国内の労働市場がタイト化するなかで、国内生産メーカーに対して賃上げ対応し生産体制を一段と強化する。
・素材メーカー・商社との取り組みを強化し新商品開発力を高める。
・クイックレスポンス、小ロット多品種卯生産への対応力をさらに強化する。
c)収益力安定に向けた戦略
・国内生産から海外生産へのシフトをさらに進める。
・EPA、FTAなどの優遇税制を積極的に活用する。
・為替を含めた生産コストの変動に対して機敏な価格改定により事業収益性を確保する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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