アイリッジ Research Memo(6):利用ユーザー数の増加に伴い、収益基盤が盤石化
[16/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■ビジネスモデル
(1)収益構造
アイリッジ<3917>の快進撃を支えるのはその盤石な収益構造にある。同社は「popinfo」などのO2Oソリューションを組み込んでアプリ開発を行い初期収益を獲得している。その後、顧客は同社サービスを利用する形になるため、ASP利用料、保守料などの月額報酬が定期的に発生する。加えて、継続利用をする中で、マーケティング施策や、機能追加等ソリューション施策を行い、追加収益を獲得している。
(2)売上構成
2016年7月期の売上構成を見ると、フロー収入(一時収入)に当たるアプリの初期開発及び継続利用顧客に対するソリューションやマーケティングの提案及び改善活動が934百万円で全売上高の76%、ストック収入(固定収入)に当たるO2Oプラットフォーム利用による月額報酬が295百万円で同24%となっている。しかし、フロー収入のうち、新規顧客は約3割であり、フロー収入の残り約7割とストック収入となる月額報酬を合計すると全体の77%が継続顧客からのリピート収入であるため、非常に安定的な収益構造と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<HK>
(1)収益構造
アイリッジ<3917>の快進撃を支えるのはその盤石な収益構造にある。同社は「popinfo」などのO2Oソリューションを組み込んでアプリ開発を行い初期収益を獲得している。その後、顧客は同社サービスを利用する形になるため、ASP利用料、保守料などの月額報酬が定期的に発生する。加えて、継続利用をする中で、マーケティング施策や、機能追加等ソリューション施策を行い、追加収益を獲得している。
(2)売上構成
2016年7月期の売上構成を見ると、フロー収入(一時収入)に当たるアプリの初期開発及び継続利用顧客に対するソリューションやマーケティングの提案及び改善活動が934百万円で全売上高の76%、ストック収入(固定収入)に当たるO2Oプラットフォーム利用による月額報酬が295百万円で同24%となっている。しかし、フロー収入のうち、新規顧客は約3割であり、フロー収入の残り約7割とストック収入となる月額報酬を合計すると全体の77%が継続顧客からのリピート収入であるため、非常に安定的な収益構造と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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