C&R Research Memo(1):躍進を続けるプロフェッショナルのためのエージェンシー
[16/11/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
クリーク・アンド・リバー社<4763>は、プロフェッショナル(専門職)のエージェンシーとして、エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を行っている。創業者である代表取締役社長の井川幸広(いかわゆきひろ)氏がフリーランスの映像ディレクター時代にクリエイターをバックアップする事業を立ち上げたのが起源で、現在は、クリエイターのみならず、10分野のプロフェッショナルに展開。同社がプロフェッショナルのためのエージェンシーであることが意識の根底にあること、事業目的、実際の活動内容、常識にとらわれず分野をまたいで仕事を創出するなど、一般的な人材派遣・紹介会社とは大きく異なる。プロフェッショナルのためのエージェンシーに徹し、プロフェッショナルの生涯価値の向上に挑む。
同社は、エージェンシー事業(派遣?紹介)、プロデュース事業(請負?アウトソーシング)、ライツマネジメント事業(知的財産)の3事業に対し、テレビ番組や映画の制作・製作、ゲーム、Webの制作などのクリエイティブ、医療、会計、建築などの10分野を対象としている。エージェンシー事業の売上高及び売上総利益がそれぞれ6割程度、プロデュース事業が4割弱とこの2事業で同社の連結売上高・営業利益の大半を占め、ライツマネジメント事業が続く。分野別では、売上高及び営業利益ともに、クリエイティブ分野が最も大きな割合を占めるが、医療分野は10%台半ばに近い利益率で貢献している。
同社は、事業領域をプロフェッショナルに限定しており、一般的な人材派遣・紹介会社との差別化・高付加価値化ができている。特にクリエイティブ分野では、職種を超えてノウハウの蓄積に成功、他分野への仕事の深掘りなど展開している。展開方法についてもフォーマットが蓄積されてきており、今後は成長の加速が見込めるだろう。
2017年2月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比3.2%増の13,277百万円(会社計画13,250百万円)、営業利益が同11.5%増の1,011百万円(同930百万円)、と会社計画を上回って着地した。通期連結業績予想の売上高26,500百万円(前期比6.4%増)及び営業利益1,600百万円(同35.9%増)は据え置きとなった。
■Check Point
・プロフェッショナルのためのエージェンシーで、クリエイティブや医療分野などに強み
・2017年2月期は売上高・利益ともに順調に拡大、2018年2月期も売上高及び営業利益は過去最高を更新するイメージ
・多額の投資額や長い時間をかけずに新規分野の展開が可能、成長戦略実現への確度が高い
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
<HN>
同社は、エージェンシー事業(派遣?紹介)、プロデュース事業(請負?アウトソーシング)、ライツマネジメント事業(知的財産)の3事業に対し、テレビ番組や映画の制作・製作、ゲーム、Webの制作などのクリエイティブ、医療、会計、建築などの10分野を対象としている。エージェンシー事業の売上高及び売上総利益がそれぞれ6割程度、プロデュース事業が4割弱とこの2事業で同社の連結売上高・営業利益の大半を占め、ライツマネジメント事業が続く。分野別では、売上高及び営業利益ともに、クリエイティブ分野が最も大きな割合を占めるが、医療分野は10%台半ばに近い利益率で貢献している。
同社は、事業領域をプロフェッショナルに限定しており、一般的な人材派遣・紹介会社との差別化・高付加価値化ができている。特にクリエイティブ分野では、職種を超えてノウハウの蓄積に成功、他分野への仕事の深掘りなど展開している。展開方法についてもフォーマットが蓄積されてきており、今後は成長の加速が見込めるだろう。
2017年2月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比3.2%増の13,277百万円(会社計画13,250百万円)、営業利益が同11.5%増の1,011百万円(同930百万円)、と会社計画を上回って着地した。通期連結業績予想の売上高26,500百万円(前期比6.4%増)及び営業利益1,600百万円(同35.9%増)は据え置きとなった。
■Check Point
・プロフェッショナルのためのエージェンシーで、クリエイティブや医療分野などに強み
・2017年2月期は売上高・利益ともに順調に拡大、2018年2月期も売上高及び営業利益は過去最高を更新するイメージ
・多額の投資額や長い時間をかけずに新規分野の展開が可能、成長戦略実現への確度が高い
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
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