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注目銘柄ダイジェスト(前場):ユニファミマ、イハラケミカル、さが美など

注目トピックス 日本株


ユニファミマ<8028>:7110円(+380円)
一時7120円まで急伸。伊藤忠<8001>が同社株を買い増すと一部メディアで報じられている。9月1日時点で33.4%だった出資比率を5%未満の範囲で引き上げ、比率は最大で38%程度に高まる見込みという。伊藤忠は経営統合前のファミリーマートに約37%出資していたが、統合で比率が下がっていた。統合前の水準に戻すことで、グループの中核企業としての位置付けを社内外に明確に示す狙いがあるもよう。


イハラケミカル<4989>:965円(+76円)
大幅続伸。16年10月期業績を上方修正している。営業利益見通しを従来の29.00億円から41.00億円(前年同期は49.33億円)へ引き上げ、8月の下方修正前の水準を上振れる着地に。海外向け畑作用除草剤の顧客からの早期出荷要請を受けた出荷増、好調に推移する受託農薬関連剤や海外向け水稲用除草剤の増産対応を主因に売上総利益が改善した。新規開発剤の毒性試験費用軽減や、その他経費削減にも努めたという。また、クミアイ化学<4996>との経営統合を控える中、合併比率上昇などへの思惑も。


MS&AD<8725>:3497円(+149円)
急反発。16年4-9月期(第2四半期累計)決算を発表している。純利益は前年同期比14.4%増の984億円だった。17年3月期の通期業績については、純利益で前期比0.8%増の1830億円とする従来予想を据え置いている。証券各社のレポートでは大きなサプライズはないとの見方が多いものの、通期計画に対する進捗率は純利益で約54%となり、順調な業績推移が好感されているようだ。


さが美<8201>:127円(+18円)
大幅続伸。東証が同社株式について上場廃止基準に該当しないこととなったと発表している。審査期間である10月19日から11月18日の1ヶ月間の平均時価総額及び11月18日の時価総額が10億円以上となったため。安心感から買いが入り、株価は一時132円まで上昇する場面があった。


グリーンペプ<4594>: − 円( − 円)
ストップ高買い気配。iPS細胞を活用し、血液がんの治療薬の開発に乗り出すと一部メディアで報じられている。17年から臨床研究を始めるもよう。開発する「T-iPS細胞療法」は血液から免疫細胞を取り出してiPS細胞に初期化し、再度免疫細胞に作り直して患者に戻すもので、東京大学医科学研究所教授の中内啓光氏の研究が基になっているという。同氏の特許を保有するiCELLと共同で事業化することで20日、合意したようだ。


日本サード<2488>:710円(+100円)
ストップ高。11月1日にNVIDIA社との総括サポート契約を締結し、ディープ・ラーニング・スーパーコンピュータシステム「NVIDIA DGX-1」の保守サポートを開始したと発表している。NVIDIA DGX-1は世界初のディープ・ラーニング活用のための専用スーパーコンピュータとして16年4月に発表された。ハードウェア・ソフトウェア統合型で、x86サーバーと比較し、処理の回数は56倍、学習速度はCPUの75倍の速度を誇るという。




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