GセブンHD Research Memo(6):自己資本比率、有利子負債比率ともに改善が続き、財務体質の強化が進む
[16/11/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務状況と株主還元策
(1)財務状況
G-7ホールディングス<7508>の2016年9月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,054百万円減少の35,100百万円となった。主な増減要因を見ると、商品及び製品が618百万円、有形固定資産が313百万円増加した一方で、現預金が1,672百万円、売上債権が256百万円減少した、
負債合計は前期末比1,540百万円減少の20,431百万円となった。主な増減要因を見ると、有利子負債が269百万円、未払法人税等が378百万円、その他流動負債が393百万円減少した。また、純資産は前期末比485百万円増加の14,668百万円となった。四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が492百万円増加したことが主因だ。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率が41.0%、有利子負債比率が56.1%とそれぞれ改善傾向が続いており、財務体質の強化が進んでいるものと評価される。
(2)株主還元策について
同社は株主還元として、配当を実施している。配当政策に関しては、「安定配当の継続を前提に業績に応じた利益還元を実施することを基本方針とし、将来の事業展開に向けた投資需要や財務状況なども勘案しながら総合的に判断していく」としている。配当性向の目安としては30%程度を検討している。
2016年3月期の配当金は創立40周年記念配当13円を含めて47円とした(配当性向30.5%)。2017年3月期については普通配当で40.0円(配当性向23.1%)を予定しているが、業績が計画どおり達成されれば、特別配当という形で配当性向30%程度を目安に上積みされることも期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1)財務状況
G-7ホールディングス<7508>の2016年9月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,054百万円減少の35,100百万円となった。主な増減要因を見ると、商品及び製品が618百万円、有形固定資産が313百万円増加した一方で、現預金が1,672百万円、売上債権が256百万円減少した、
負債合計は前期末比1,540百万円減少の20,431百万円となった。主な増減要因を見ると、有利子負債が269百万円、未払法人税等が378百万円、その他流動負債が393百万円減少した。また、純資産は前期末比485百万円増加の14,668百万円となった。四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が492百万円増加したことが主因だ。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率が41.0%、有利子負債比率が56.1%とそれぞれ改善傾向が続いており、財務体質の強化が進んでいるものと評価される。
(2)株主還元策について
同社は株主還元として、配当を実施している。配当政策に関しては、「安定配当の継続を前提に業績に応じた利益還元を実施することを基本方針とし、将来の事業展開に向けた投資需要や財務状況なども勘案しながら総合的に判断していく」としている。配当性向の目安としては30%程度を検討している。
2016年3月期の配当金は創立40周年記念配当13円を含めて47円とした(配当性向30.5%)。2017年3月期については普通配当で40.0円(配当性向23.1%)を予定しているが、業績が計画どおり達成されれば、特別配当という形で配当性向30%程度を目安に上積みされることも期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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