注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、日金銭、イードなど
[16/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
東芝<6502>:416円(+5.7円)
連日で年初来高値を更新。みずほ証券では投資評価「中立」を継続し、目標株価を従来の310円から370円に引き上げている。足元の円安や良好なNANDの需給環境を考慮すると短期的にはネガティブなニュースフローが出難いうえ、NANDの収益性向上が継続している間はやや割高に映る株価バリュエーションも許容されてしまう可能性はあると指摘。一方で、特注銘柄指定解除後の資本政策リスク等も考慮すべき局面とみているようだ。
日金銭<6418>:1595円(+85円)
急反発。自民党の竹下亘国会対策委員長が27日、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について、今週中に衆院で審議入りする可能性に言及したと報じられており、日金銭やオーイズミ<6428>といったカジノ関連とされる銘柄に物色が向かっている。報道によれば、竹下氏は「(審議入りの)可能性はゼロではない。だいぶ環境が整ってきた感じがする」と記者団に述べたという。
アインHD<9627>:7730円(-230円)
一時7400円まで下落。16年5-10月期(第2四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比14.4%減の50.49億円となり、従来予想(同4.2%増の61.50億円)を下回って着地した。市場予想では50億円台半ばとみられていたもようで、想定以上の下振れがマイナス視されているようだ。なお、決算とともに葵調剤の子会社化も発表している。葵調剤はグループ全体で調剤薬局115店舗を全国展開しているという。
リゾートトラ<4681>:2125円(-137円)
急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)がレーティングを「Buy」から「Hold」に、目標株価を3310円から2560円に引き下げている。主力の富裕層向けリゾート会員権販売の契約伸び悩みを受けて、17年3月期以降の営業利益予想を減額修正したという。都心型リゾート商品への契約偏重の影響はあるものの、株価指数の調整など逆資産効果、消費マインドの低迷等により契約高の回復が遅れると考えているようだ。
イード<6038>:1334円(+126円)
急伸。同社とソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の子会社であるエムオン・エンタテインメントが設立した合弁会社Kiraramediaにおいて、ママ向けファッション&ライフスタイル誌「mamagirl」が運営するWEBサイトに読者からの投稿機能を導入し、ママ専用の投稿系SNSサイト「KiraraPost powered by mamagirl」としてリニューアル、同時にアプリの配信を開始したと発表している。同社とSMEは資本業務提携している。
ユニバ園芸<6061>:3295円(+424円)
急反発。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は12月31日(実質上12月30日)。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の更なる拡大を目的としている。株価は一時3240円まで上昇する場面があった。
ウチダエスコ<4699>: − 円( − 円)
ストップ高買い気配。16年8-10月期(第1四半期)決算とともに、17年7月期の上期及び通期業績予想の上方修正を発表している。第1四半期の営業利益は前年同期比4.6倍の4.46億円で着地した。また、上期営業利益見通しを従来の3.20億円から4.00億円(前年同期は2.53億円)へ、通期見通しについては5.10億円から5.90億円(前期は4.84億円)へと上方修正した。ICTサービス事業において受注が好調だったという。
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