大幸薬品 Research Memo(3):新製品(新剤型の止瀉薬)開発、クレベリン製品のアライアンス戦略が進捗
[16/12/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■大幸薬品<4574>の成長戦略の動向
2017年第1四半期に発表された新規案件は順調に進捗している。
自社による新製品開発としては、止瀉薬の新剤型の開発が進んでおり、行政の許認可がからむために不透明ではあるが、近々の販売開始が期待される。クレベリンの新製品としてリストアップされていたものは、「クレベリン×ベアブリック」として、10月に販売開始された(詳細は次項)。
他社とのアライアンスに関しては、アース製薬との資本業務提携が締結完了し、新製品の共同開発が順調に進捗しているもよう。また、ペット系の企業との新製品共同開発プロジェクトも推進中であり、早ければ2017年3月期中に新製品の販売開始が期待される。アライアンスを活用することで、クレベリンブランドの早期の普及・定着を実現する狙いだ。
新規販売チャネルの開拓に関しては、7月に病院向けの購買代行や物流管理、コンサルティングを行う(株)エーエヌディー(本社:福岡市)との資本提携が行われ、9月にはテスト販売が開始された。業務用の院内衛生管理製品の拡販を担う新たなチャネルとなる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<TN>
2017年第1四半期に発表された新規案件は順調に進捗している。
自社による新製品開発としては、止瀉薬の新剤型の開発が進んでおり、行政の許認可がからむために不透明ではあるが、近々の販売開始が期待される。クレベリンの新製品としてリストアップされていたものは、「クレベリン×ベアブリック」として、10月に販売開始された(詳細は次項)。
他社とのアライアンスに関しては、アース製薬との資本業務提携が締結完了し、新製品の共同開発が順調に進捗しているもよう。また、ペット系の企業との新製品共同開発プロジェクトも推進中であり、早ければ2017年3月期中に新製品の販売開始が期待される。アライアンスを活用することで、クレベリンブランドの早期の普及・定着を実現する狙いだ。
新規販売チャネルの開拓に関しては、7月に病院向けの購買代行や物流管理、コンサルティングを行う(株)エーエヌディー(本社:福岡市)との資本提携が行われ、9月にはテスト販売が開始された。業務用の院内衛生管理製品の拡販を担う新たなチャネルとなる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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