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イメージ情報開発 Research Memo(1):来期は利益が急拡大、M&A等による成長も期待

注目トピックス 日本株
イメージ情報開発<3803>は、アナログ情報とコンピュータを結合した「イメージ情報」による業務改革コンサルタントとして、1975年に設立。システム開発・業務処理代行を中心に展開、その後、店舗及びECにおけるクレジット/コンビニ決済やポイントサービス、会員クラブ管理代行、データセンター運用、モール運営サービスなどのシステムサービス業務などを行ってきた。

同社の元持分法適用会社である(株)北栄は沖縄で海砂利の採取や販売を行う会社で、那覇空港の滑走路拡張工事関連の受注により業績が急拡大する見通し。同社は、北栄の売上高の一部をコンサルティング料として受け取る契約を締結しているため、これらの受注が売上高に計上される来期以降は、北栄の売上高の伸びと共に同社の利益も伸びる見込みだ。

同社は、特異性のある企業との提携事業やM&Aによるコア事業の強化、新規のプラットホームビジネスにも強い意欲を示している。特にプラットホーム事業では、既に複数の案件を企画及び着手しているようだ。北栄による来期以降の利益貢献に加え、M&Aやプラットホームの構築による成長で、同社は5年以内に東証2部への上場を目指すとしている。

一方、同社の手元資金はあまり潤沢ではないことから、買収資金は銀行借入れや増資などの株式市場からの資金調達で行う可能性が考えられる。

■Check Point
・1975年に設立された、コンサルティングやシステムの運用・保守、機器販売、BPOなどを行うIT会社
・来期以降、元持分法適用会社で那覇空港の滑走路拡張工事関連の受注を見込める北栄からの大きなコンサルティング収入が入るため、収支改善が一気に進む見通し
・特異性のある企業との提携事業やM&Aによるコア事業の強化、新規のプラットホームビジネスなどで成長を模索する

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)



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