アンジェスMG---2016年12月期決算は売上高増加するも開発費増加により損失拡大
[17/02/06]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
アンジェスMG<4563>は3日、2016年12月期(2016年1〜12月期)決算を発表した。売上高が前年同期比19.6%増の5.14億円(前年同期は4.30億円)、営業損失は47.63億円(前年同期は41.71億円の損失)、経常損失が48.47億円(前年同期は40.89億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が47.76億円(前年同期は41.43億円の損失)となった。
アンジェスMGは、1999年に設立された大阪大学発の創薬ベンチャーである。当社グループは、継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、製品化までに多額の資金と長い時間を要する等の特性がある。
現在、遺伝子医薬に特化した開発を進めており、新薬候補品を開発し販売パートナーとの販売権許諾契約によって得られる契約一時金や、開発の進捗状況等によって得られるマイルストーン収益、上市後の製品売上高にかかるロイヤリティ収入を獲得するビジネスモデルとなる。
2017年12月期通期の業績予想は、売上高が3.60億円、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失共に34.00億円としている。
事業収益については、ムコ多糖症治療薬「ナグラザイム」の販売量増加を見込みますが、提携企業からの契約一時金の減少により、当期に比べ減収となる見込み。ただし、利益に関しては、アトピー性皮膚炎を対象とした国内での臨床試験費用等の削減により、研究開発費が減少することから、当期に比べ増益となる見込みである。
<TN>
アンジェスMGは、1999年に設立された大阪大学発の創薬ベンチャーである。当社グループは、継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、製品化までに多額の資金と長い時間を要する等の特性がある。
現在、遺伝子医薬に特化した開発を進めており、新薬候補品を開発し販売パートナーとの販売権許諾契約によって得られる契約一時金や、開発の進捗状況等によって得られるマイルストーン収益、上市後の製品売上高にかかるロイヤリティ収入を獲得するビジネスモデルとなる。
2017年12月期通期の業績予想は、売上高が3.60億円、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失共に34.00億円としている。
事業収益については、ムコ多糖症治療薬「ナグラザイム」の販売量増加を見込みますが、提携企業からの契約一時金の減少により、当期に比べ減収となる見込み。ただし、利益に関しては、アトピー性皮膚炎を対象とした国内での臨床試験費用等の削減により、研究開発費が減少することから、当期に比べ増益となる見込みである。
<TN>