注目銘柄ダイジェスト(前場):森永乳、セブン銀行、太平洋セメなど
[17/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
森永乳<2264>:873円(+111円)
急伸。森永製菓<2201>と18年4月を目処に経営統合することが分かったと報じられ、真偽確認のため両社とも8時20分から9:45分まで取引停止となっていた。新会社の売上高は約8000億円となり、菓子・乳業メーカーでは明治HD<2269>に次ぐ規模に。海外事業を拡大し、研究開発機能を強化し健康志向に沿った高機能製品などの商品づくりを進めるもよう。持ち株会社方式で経営統合する見通しで、社名や株式移転の比率については不明。
ハピネット<7552>:1632円(+120円)
大幅続伸。東海東京調査センターが、レーティング「Outperform」、目標株価1950円で新規カバレッジをしており、これが材料視されている。任天堂<7974>やタカラトミー<7867>を始め約700社のメーカー、約1200社の販売店との中間流通業者として比類なき存在と評価。ブロッコリー<2706>との資本業務提携など、有力IPホルダーとの連携を強め、プレゼンスも徐々に向上し、収益基盤は拡大傾向にあると判断したようだ。
セブン銀行<8410>:354円(+15円)
続伸。SMBC日興証券が「2(中立)」据置き、目標株価を320円から380円に引き上げており、材料視されている。4月公表予定のセブン&アイ<3382>新金融事業戦略の推進に向けて、最悪期を脱していくと。グループ顧客基盤を活かしたローン事業の拡大、デビットカード・海外送金等の手数料事業拡大、国内ATM事業の原価管理を今後進めていくと予想し、18年3月期の連結純利益予想を263億円から270億円に引き上げている。
太平洋セメ<5233>:390円(-16円)
続落。セメント協会が16年度の内需を当初予想から130万トン下方修正し、4170万トンとなる見込みだと発表。17年度見通しについては、国内需要は4年ぶり増となる前年度見込み比3.1%増の4300万トンとした。東京五輪関連での需要増が期待要因だったが、16年度見通しを下方修正したこともあり、想定よりも弱い数値との見方が優勢のようだ。同業他社の住友大阪<5232>、三菱マ<5711>も揃って下落している。
エイジス<4659>:5600円(+360円)
急伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は3月31日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。株価は朝方に一時5690円まで上昇する場面があった。
APLIX<3727>:493円(+47円)
大幅続伸。2月14日の通期決算発表時に開示を見合わせていた17年12月期業績予想を公表している。売上高は10.54億円(前期は15.26億円)、営業損益は0.12億円の黒字(同9.29億円の赤字)となる見通し。同日発表した出版事業における連結子会社3社の売却により全社の売上高は減少するものの、テクノロジー事業は前期比60%の増収を見込んでいる。固定費の削減や業務の効率化等のコスト削減策も引き続き実施する。
GNI<2160>: − 円( − 円)
ストップ高買い気配。肺線維症治療薬であるアイスーリュイ(ピルフェニドン)が、中国人力資源社会保障部が公表した国民基本医療保険、労災保険、出産医薬目録(2017年版)に収載されたと発表している。中国の特発性肺線維症患者は、同国で唯一承認された治療薬であるアイスーリュイを自費で購入することを余儀なくされているという。保険目録に収載された医薬品は、その後12ヶ月間に患者数と売上収益が著しく増加する傾向にあるようだ。
<WA>
急伸。森永製菓<2201>と18年4月を目処に経営統合することが分かったと報じられ、真偽確認のため両社とも8時20分から9:45分まで取引停止となっていた。新会社の売上高は約8000億円となり、菓子・乳業メーカーでは明治HD<2269>に次ぐ規模に。海外事業を拡大し、研究開発機能を強化し健康志向に沿った高機能製品などの商品づくりを進めるもよう。持ち株会社方式で経営統合する見通しで、社名や株式移転の比率については不明。
ハピネット<7552>:1632円(+120円)
大幅続伸。東海東京調査センターが、レーティング「Outperform」、目標株価1950円で新規カバレッジをしており、これが材料視されている。任天堂<7974>やタカラトミー<7867>を始め約700社のメーカー、約1200社の販売店との中間流通業者として比類なき存在と評価。ブロッコリー<2706>との資本業務提携など、有力IPホルダーとの連携を強め、プレゼンスも徐々に向上し、収益基盤は拡大傾向にあると判断したようだ。
セブン銀行<8410>:354円(+15円)
続伸。SMBC日興証券が「2(中立)」据置き、目標株価を320円から380円に引き上げており、材料視されている。4月公表予定のセブン&アイ<3382>新金融事業戦略の推進に向けて、最悪期を脱していくと。グループ顧客基盤を活かしたローン事業の拡大、デビットカード・海外送金等の手数料事業拡大、国内ATM事業の原価管理を今後進めていくと予想し、18年3月期の連結純利益予想を263億円から270億円に引き上げている。
太平洋セメ<5233>:390円(-16円)
続落。セメント協会が16年度の内需を当初予想から130万トン下方修正し、4170万トンとなる見込みだと発表。17年度見通しについては、国内需要は4年ぶり増となる前年度見込み比3.1%増の4300万トンとした。東京五輪関連での需要増が期待要因だったが、16年度見通しを下方修正したこともあり、想定よりも弱い数値との見方が優勢のようだ。同業他社の住友大阪<5232>、三菱マ<5711>も揃って下落している。
エイジス<4659>:5600円(+360円)
急伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は3月31日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。株価は朝方に一時5690円まで上昇する場面があった。
APLIX<3727>:493円(+47円)
大幅続伸。2月14日の通期決算発表時に開示を見合わせていた17年12月期業績予想を公表している。売上高は10.54億円(前期は15.26億円)、営業損益は0.12億円の黒字(同9.29億円の赤字)となる見通し。同日発表した出版事業における連結子会社3社の売却により全社の売上高は減少するものの、テクノロジー事業は前期比60%の増収を見込んでいる。固定費の削減や業務の効率化等のコスト削減策も引き続き実施する。
GNI<2160>: − 円( − 円)
ストップ高買い気配。肺線維症治療薬であるアイスーリュイ(ピルフェニドン)が、中国人力資源社会保障部が公表した国民基本医療保険、労災保険、出産医薬目録(2017年版)に収載されたと発表している。中国の特発性肺線維症患者は、同国で唯一承認された治療薬であるアイスーリュイを自費で購入することを余儀なくされているという。保険目録に収載された医薬品は、その後12ヶ月間に患者数と売上収益が著しく増加する傾向にあるようだ。
<WA>