タマホーム---商品ラインナップを拡充、今後の収益成長に期待
[17/03/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』3月9日放送において、タマホーム<1419>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
『最初に紹介するのは証券コード<1419>東証1部上場のタマホームです。
タマホーム<1419>は、1998年に福岡県で創業した住宅デベロッパーで、徹底的な効率化により注文住宅の低価格化を実現し、10年余りで住宅大手10社の一角を占めるまでに急成長しました。注文住宅の商品ラインナップ拡充による顧客層の拡大と、戸建分譲事業やリフォーム事業など周辺領域に事業を展開することで、更なる収益成長を目指しています。
2017年5月期第2四半期累計業績は、売上高が前年同期比9.2%増の634億9,400万円、営業損失が13億4,600万円となりました。半期ベースで増収となるのは2014年5月期以来、3年ぶりです。主力事業となる注文住宅の受注が前年同期比22.6%増の758億6,600万円と急回復し、売上高も前年同期比5.4%増の517億7,100万円と増収に転じました。また、前期より営業活動を再開したリフォーム事業の売上高も前年同期比16倍増の24億2,300万円となり、本格的に収益貢献し始めたことが主因です。注文住宅の受注が好調だった要因は、住宅ローン金利の低下等を背景に2015年10月より販売を開始した低価格帯商品のベーシックラインや、既存ラインで新たに投入した地域限定商品等の引き合いが旺盛だったことが挙げられます。
2017年5月期の連結業績は、売上高が前期比14.8%増の1,588億円、営業利益が前期比77.4%増の32億円と期初計画を据え置いています。ただ、第2四半期までは社内計画を上回るペースで推移していると見られること、注文住宅の受注残が積み上がっていることなどから、第3四半期以降に施工能力が確保できれば会社計画を上回ることも十分可能であるとフィスコでは予想しています。また、2016年10月に高価格帯商品となる循環型木造住宅「KOTT(コット)」を発表しています。子会社の「株式会社日本の森と家」で、2017年初夏にも直営1号店をオープンし、営業活動を開始するとともに今後はフランチャイズ展開で事業を拡大していく戦略です。
ここ数年の業績は、注文住宅事業においてタマホームよりも低価格商品を提供するローコストビルダーの台頭により低迷を強いられていましたが、今後は再び成長に転じることが予想されます。少子化の進展により戸建住宅市場全体の伸びは見込みにくいものの、商品ラインナップを低価格帯から高価格帯まで拡充し、顧客層ごとにシェアを拡大していくことで成長を目指していきます。また、リフォーム事業やホテル事業等の周辺事業も育ち始めており、今後の収益成長に貢献するものとして注目されています。』
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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『最初に紹介するのは証券コード<1419>東証1部上場のタマホームです。
タマホーム<1419>は、1998年に福岡県で創業した住宅デベロッパーで、徹底的な効率化により注文住宅の低価格化を実現し、10年余りで住宅大手10社の一角を占めるまでに急成長しました。注文住宅の商品ラインナップ拡充による顧客層の拡大と、戸建分譲事業やリフォーム事業など周辺領域に事業を展開することで、更なる収益成長を目指しています。
2017年5月期第2四半期累計業績は、売上高が前年同期比9.2%増の634億9,400万円、営業損失が13億4,600万円となりました。半期ベースで増収となるのは2014年5月期以来、3年ぶりです。主力事業となる注文住宅の受注が前年同期比22.6%増の758億6,600万円と急回復し、売上高も前年同期比5.4%増の517億7,100万円と増収に転じました。また、前期より営業活動を再開したリフォーム事業の売上高も前年同期比16倍増の24億2,300万円となり、本格的に収益貢献し始めたことが主因です。注文住宅の受注が好調だった要因は、住宅ローン金利の低下等を背景に2015年10月より販売を開始した低価格帯商品のベーシックラインや、既存ラインで新たに投入した地域限定商品等の引き合いが旺盛だったことが挙げられます。
2017年5月期の連結業績は、売上高が前期比14.8%増の1,588億円、営業利益が前期比77.4%増の32億円と期初計画を据え置いています。ただ、第2四半期までは社内計画を上回るペースで推移していると見られること、注文住宅の受注残が積み上がっていることなどから、第3四半期以降に施工能力が確保できれば会社計画を上回ることも十分可能であるとフィスコでは予想しています。また、2016年10月に高価格帯商品となる循環型木造住宅「KOTT(コット)」を発表しています。子会社の「株式会社日本の森と家」で、2017年初夏にも直営1号店をオープンし、営業活動を開始するとともに今後はフランチャイズ展開で事業を拡大していく戦略です。
ここ数年の業績は、注文住宅事業においてタマホームよりも低価格商品を提供するローコストビルダーの台頭により低迷を強いられていましたが、今後は再び成長に転じることが予想されます。少子化の進展により戸建住宅市場全体の伸びは見込みにくいものの、商品ラインナップを低価格帯から高価格帯まで拡充し、顧客層ごとにシェアを拡大していくことで成長を目指していきます。また、リフォーム事業やホテル事業等の周辺事業も育ち始めており、今後の収益成長に貢献するものとして注目されています。』
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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