デリカフーズ Research Memo(10):外食企業からの引き合い増で高成長が期待できる真空加熱野菜
[17/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■デリカフーズ<3392>の業績動向
5. 真空加熱野菜の売上見通し
西東京FSセンターにおける真空加熱野菜の売上高は2017年3月で約30百万円となる見通し。2016年9月時点では740万円だったので半年で4倍に拡大することになる。引き合いが旺盛なため、2018年3月期の売上高は400〜500百万円が見込まれている。なお、奈良FSセンターや名古屋かの里工場でも真空加熱野菜の生産を行っているが、納入する顧客店舗数がまだ少ないことから、少ロットの生産にとどまっている。ただ、市場トレンドとして真空加熱野菜の需要が拡大していくのは間違いなく、同社では3年後に売上高で10億円、5年後に20億円、長期的には全売上高の10%程度の規模まで拡大していくことを目指している。真空加熱野菜に関しては、現在8種類の野菜を1パッケージにして商品化できるところまできている。商品の中身は味付けなど個々の外食企業で異なるため、カスタムメイドの商品となる。また、競合も今のところほとんどないため付加価値の高いビジネスとして、同社の収益性向上に寄与してくるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<TN>
5. 真空加熱野菜の売上見通し
西東京FSセンターにおける真空加熱野菜の売上高は2017年3月で約30百万円となる見通し。2016年9月時点では740万円だったので半年で4倍に拡大することになる。引き合いが旺盛なため、2018年3月期の売上高は400〜500百万円が見込まれている。なお、奈良FSセンターや名古屋かの里工場でも真空加熱野菜の生産を行っているが、納入する顧客店舗数がまだ少ないことから、少ロットの生産にとどまっている。ただ、市場トレンドとして真空加熱野菜の需要が拡大していくのは間違いなく、同社では3年後に売上高で10億円、5年後に20億円、長期的には全売上高の10%程度の規模まで拡大していくことを目指している。真空加熱野菜に関しては、現在8種類の野菜を1パッケージにして商品化できるところまできている。商品の中身は味付けなど個々の外食企業で異なるため、カスタムメイドの商品となる。また、競合も今のところほとんどないため付加価値の高いビジネスとして、同社の収益性向上に寄与してくるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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