毎コムネット Research Memo(3):主力の学生向けマンションは開発からサブリースまでの一気通貫が強み
[17/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■毎日コムネット<8908>の事業概要
● 不動産ソリューション事業における強み
不動産ソリューション事業は、学生マンションを開発し、オーナーから一括して借り上げてサブリース(転貸)するサービスが主体となる。首都圏を中心に大学周辺のマンション192棟、8,456戸(2016年5月期)を管理しており、そのうち6,491戸(76.8%)がサブリース方式で借り上げる。市場全体に目を向けると、18歳人口は減少傾向だが、首都圏に限れば大学生・大学院生の数は安定的に推移しており、女子大学生に限定すれば増加傾向にある。一方、学生マンションの供給量は少なく需給ギャップは解消されていない。
学生マンションは主に地方の学生が居住し、女子学生の比率が高く、学生本人ではなく親が契約者の場合が多いという特徴がある。親としてはセキュリティが完備した利便性の高い物件を希望する。同社の管理物件は、セキュリティを完備し、駅までの平均徒歩時間は7.3分、食事付きタイプもあり、利便性が良く人気が高い。入居率が高く、2016年4月時点の入居率は11年連続で100%であり、12年連続100%を目指している。これは学生居住者の退去時期が予測でき、募集に十分な時間をかけることができるためでもあるが、同社の総合的なノウハウの結晶とみることもできる。開発から募集、管理までを一気通貫で行うことにより、強靭なビジネスモデルが構築されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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● 不動産ソリューション事業における強み
不動産ソリューション事業は、学生マンションを開発し、オーナーから一括して借り上げてサブリース(転貸)するサービスが主体となる。首都圏を中心に大学周辺のマンション192棟、8,456戸(2016年5月期)を管理しており、そのうち6,491戸(76.8%)がサブリース方式で借り上げる。市場全体に目を向けると、18歳人口は減少傾向だが、首都圏に限れば大学生・大学院生の数は安定的に推移しており、女子大学生に限定すれば増加傾向にある。一方、学生マンションの供給量は少なく需給ギャップは解消されていない。
学生マンションは主に地方の学生が居住し、女子学生の比率が高く、学生本人ではなく親が契約者の場合が多いという特徴がある。親としてはセキュリティが完備した利便性の高い物件を希望する。同社の管理物件は、セキュリティを完備し、駅までの平均徒歩時間は7.3分、食事付きタイプもあり、利便性が良く人気が高い。入居率が高く、2016年4月時点の入居率は11年連続で100%であり、12年連続100%を目指している。これは学生居住者の退去時期が予測でき、募集に十分な時間をかけることができるためでもあるが、同社の総合的なノウハウの結晶とみることもできる。開発から募集、管理までを一気通貫で行うことにより、強靭なビジネスモデルが構築されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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