注目銘柄ダイジェスト(前場):アダストリア、ファーストリテ、串カツ田中など
[17/04/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ABCマート<2670>:6500円(+20円)
買い先行。17年2月期営業利益は前期比1%増の420億円程度になったと報じられている。小幅ながら14期連続で最高になったもよう。夏ごろから効率的に在庫削減を進め、期末の値引き販売を抑えたことなどが寄与し、16年12月-17年2月の営業利益は前年同期比14%増と急回復したようだ。なお、円安による仕入れコスト増、PBの苦戦継続で18年2月期は小幅増益と指摘されている。
アダストリア<2685>:2643円(-155円)
大幅反落。17年2月期の決算を発表。営業利益は前期比6.8%減の149.16億円となった。また、18年2月期の通期営業利益予想を同0.6%増の150.00億円としており、コンセンサス(175億円程度)を下回ったことが嫌気されている。既存ブランド強化や、生産面における品質向上・コストダウン・リードタイム短縮などを進める他、新規事業の開発などに注力するため関連費用が増加すると見られている。
石川製<6208>:984円(-28円)
一時急伸も伸び悩む。本日、菅官房長官は緊急記者会見を開き、北朝鮮が午前6時42分ごろに弾道ミサイル1発を発射したと発表。数10km飛び、日本海に落下したとされるが、排他的経済水域の外だったもよう。これを受けて防衛関連銘柄の一角である同社に一時関心が向かった。しかし、前日にストップ高まで買われていたこともあり、現在は利食い売りが優勢に。
ファーストリテ<9983>:34590円(-50円)
売り先行後に切り返す場面も。国内ユニクロ事業における3月の月次業績を発表。既存店売上高は前年同月比1.1%減となった。女優の佐々木希がCMに出演し、注目を集めていた「ワイヤレスブラ」などの話題性のある商品は好調。しかし、全国的に気温の低い日が続いたことから、春物商品の需要が伸び悩んだことで前年を割れる結果に。なお、春物需要の伸び悩みはある程度予測されており、特別売り材料とはなっていないようだ。
3Dマトリクス<7777>:774円(+61円)
5日ぶり大幅反発。CHINESE PEPTIDE COMPANY, LTD(CPC)と吸収性局所止血材の中国でのライセンス許諾契約を締結したと発表している。CPCは深セン証券取引所に上場するヘルスケア企業Guizhou Xinbang Pharmaceutical Co. Ltd.のグループ会社。また、契約一時金の計上に伴い17年4月期の業績予想を上方修正している。営業損益見通しは18.07億円の赤字から11.85億円の赤字(前期は18.21億円の赤字)へと引き上げた。
シャノン<3976>:4495円(+700円)
ストップ高。同社の提供するマーケティングオートメーション「SHANON MARKETINGPLATFORM(SMP)」が、経済産業省の推進する「サービス等生産向上IT導入支援事業」の対象サービスに認定されたと発表している。補助対象期間に本制度を活用してSMPを導入した顧客は、1事業者につき導入費用の3分の2(上限額100万円、下限額20万円)が補助されるという。
串カツ田中<3547>:6450円(+550円)
一時ストップ高。17年3月度の月次報告を公表している。既存店売上高(直営店)は前年同月比5.7%増となり、2ヶ月連続のプラスとなった。増収率も2月の同0.1%増から拡大した。客数は同9.2%増、客単価は同3.2%減だった。なお、当月は5店舗を新規出店しており、月末時点の店舗数は直営店57、フランチャイズ店88の計145店舗となった。全店売上高(直営店)は同52.7%増だった。
インフォテリア<3853>:748円(+28円)
急反発。企業のウェブやアプリケーション等のデザインを作成するデジタル・デザインのサービスを提供している英This Place Limitedの持分を100%取得し、子会社化すると発表している。今後ソフトウェア製品が選択される基準は機能性のみでなく、よりデザイン性の割合が増すとの考えから今回の買収に至ったという。同社は過去、This Place社にソフトウェアのデザイン業務を委託していた。なお、買収対価の一部として自己株式の処分を行う。
<WA>
買い先行。17年2月期営業利益は前期比1%増の420億円程度になったと報じられている。小幅ながら14期連続で最高になったもよう。夏ごろから効率的に在庫削減を進め、期末の値引き販売を抑えたことなどが寄与し、16年12月-17年2月の営業利益は前年同期比14%増と急回復したようだ。なお、円安による仕入れコスト増、PBの苦戦継続で18年2月期は小幅増益と指摘されている。
アダストリア<2685>:2643円(-155円)
大幅反落。17年2月期の決算を発表。営業利益は前期比6.8%減の149.16億円となった。また、18年2月期の通期営業利益予想を同0.6%増の150.00億円としており、コンセンサス(175億円程度)を下回ったことが嫌気されている。既存ブランド強化や、生産面における品質向上・コストダウン・リードタイム短縮などを進める他、新規事業の開発などに注力するため関連費用が増加すると見られている。
石川製<6208>:984円(-28円)
一時急伸も伸び悩む。本日、菅官房長官は緊急記者会見を開き、北朝鮮が午前6時42分ごろに弾道ミサイル1発を発射したと発表。数10km飛び、日本海に落下したとされるが、排他的経済水域の外だったもよう。これを受けて防衛関連銘柄の一角である同社に一時関心が向かった。しかし、前日にストップ高まで買われていたこともあり、現在は利食い売りが優勢に。
ファーストリテ<9983>:34590円(-50円)
売り先行後に切り返す場面も。国内ユニクロ事業における3月の月次業績を発表。既存店売上高は前年同月比1.1%減となった。女優の佐々木希がCMに出演し、注目を集めていた「ワイヤレスブラ」などの話題性のある商品は好調。しかし、全国的に気温の低い日が続いたことから、春物商品の需要が伸び悩んだことで前年を割れる結果に。なお、春物需要の伸び悩みはある程度予測されており、特別売り材料とはなっていないようだ。
3Dマトリクス<7777>:774円(+61円)
5日ぶり大幅反発。CHINESE PEPTIDE COMPANY, LTD(CPC)と吸収性局所止血材の中国でのライセンス許諾契約を締結したと発表している。CPCは深セン証券取引所に上場するヘルスケア企業Guizhou Xinbang Pharmaceutical Co. Ltd.のグループ会社。また、契約一時金の計上に伴い17年4月期の業績予想を上方修正している。営業損益見通しは18.07億円の赤字から11.85億円の赤字(前期は18.21億円の赤字)へと引き上げた。
シャノン<3976>:4495円(+700円)
ストップ高。同社の提供するマーケティングオートメーション「SHANON MARKETINGPLATFORM(SMP)」が、経済産業省の推進する「サービス等生産向上IT導入支援事業」の対象サービスに認定されたと発表している。補助対象期間に本制度を活用してSMPを導入した顧客は、1事業者につき導入費用の3分の2(上限額100万円、下限額20万円)が補助されるという。
串カツ田中<3547>:6450円(+550円)
一時ストップ高。17年3月度の月次報告を公表している。既存店売上高(直営店)は前年同月比5.7%増となり、2ヶ月連続のプラスとなった。増収率も2月の同0.1%増から拡大した。客数は同9.2%増、客単価は同3.2%減だった。なお、当月は5店舗を新規出店しており、月末時点の店舗数は直営店57、フランチャイズ店88の計145店舗となった。全店売上高(直営店)は同52.7%増だった。
インフォテリア<3853>:748円(+28円)
急反発。企業のウェブやアプリケーション等のデザインを作成するデジタル・デザインのサービスを提供している英This Place Limitedの持分を100%取得し、子会社化すると発表している。今後ソフトウェア製品が選択される基準は機能性のみでなく、よりデザイン性の割合が増すとの考えから今回の買収に至ったという。同社は過去、This Place社にソフトウェアのデザイン業務を委託していた。なお、買収対価の一部として自己株式の処分を行う。
<WA>