注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマトHD、東芝、メガネスーパなど
[17/04/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ヤマトHD<9064>:2270円(-82.5円)
反落。17年3月期の通期営業利益見通しを580億円から340億円に引き下げている。過去2年間の未払い残業代190億円を一時金として費用計上したことが主要因。その他、外部委託コストなどが大幅に増加するもよう。ただし、「未払い残業代200億円」「営業利益は300億円超」などと事前に報じられており、下方修正はおおむね観測報道に沿っていることから、過度に売り込まれる展開とはなっていないようだ。
イソライト工業<5358>:428円(+39円)
急伸。17年3月期の営業利益を19.00億円から21.30億円に上方修正。2月の第3四半期決算決算発表時の修正に続く3回目の上方修正となり、過去最高益予想からの上振れがポジティブサプライズとなっている。高付加価値製品の拡販および製造コストの削減が奏功した。また、同時に期末配当を従来の3円から4円(年間では6円)に増額したことも支援材料となっている。
東芝<6502>:202.2円(+3.1円)
続伸。「東芝メモリ」の売却に向けた入札で、有力候補の一角である米ブロードコムに、政府系ファンドの産業革新機構や日本政策投資銀行が合流する案が検討されていると報じられている。報道によると、一部大手銀行も同陣営に対して資金支援の準備を始めたもよう。政府系ファンドの支援可能性を受けて、短期的な安心感が広がっている。また、主要4事業を分社する方針との報道も支援材料となっている。
KOA<6999>:1494円(+85円)
大幅反発。大和証券は、レーティングを「Neutral」から「Overweight」、目標株価も1270円から1600円に引き上げている。車載向け固定抵抗器事業が電動車両化(HEV/EV等)、エレクトロニクス制御の拡大により成長路線に入ったと判断したもよう。また、一般産機向け、白物家電向け等も含め、レガシー製品の需要が回復してきたことも業績好転を支えると指摘。これらを背景に18年3月期の営業利益予想を32億円から40億円に修正している。
日写印<7915>:2520円(+140円)
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を3920円から4800円に引き上げている(レーティングは「Buy」継続)。為替前提の変更、センサーフィルムの数量・価格想定、決算期変更等を踏まえ業績予想を修正。また、台湾TPKと中国O-filmの提携が同社のシェア低下などを連想させたことで、株価は調整基調となっていたが、既に同社は大型案件遂行に向け設備能力拡張と大規模な要員確保を済ませ量産体制が整っていると見ているようだ。
GNI<2160>:732円(+32円)
6日ぶり大幅反発。100%子会社GNI USA, Inc.を通じて米Berkeley Advanced Biomaterial, Inc.(BAB)を買収することを決め、当該買収に関する拘束力のある覚書を締結したと発表している。BABは人工セラミック、コラーゲン、移植組織など一連の生体材料を提供している。また、この買収に伴い17年12月期の業績予想を上方修正している。営業損益見通しは0.53億円の赤字から2.31億円の黒字(前期は2.76億円の赤字)へと引き上げた。
メガネスーパ<3318>:73円(+7円)
急反発。連結子会社となる新会社Enhanlabo(エンハンラボ)を設立すると発表している。同社内のプロジェクトであるメガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」を核としたウェアラブル領域の早期事業化を図るとともに、人材強化、ソリューション化に伴うアライアンス、業務・資本提携等を通じた開発資金調達の自由度確保等を実現し、当該事業の成長を加速することを目的としている。
アドベンチャー<6030>:9950円(+630円)
一時10240円まで急伸。格安航空券の予約販売サイト「skyticket」において、17年3月の1ヶ月間の取扱高(速報値)が40億円を突破し、2ヶ月連続で過去最高を更新したと発表している。3月の取扱高は40.44億円で前年同月比246%となり、16年10月から連続で200%越えを達成した。
<WA>
反落。17年3月期の通期営業利益見通しを580億円から340億円に引き下げている。過去2年間の未払い残業代190億円を一時金として費用計上したことが主要因。その他、外部委託コストなどが大幅に増加するもよう。ただし、「未払い残業代200億円」「営業利益は300億円超」などと事前に報じられており、下方修正はおおむね観測報道に沿っていることから、過度に売り込まれる展開とはなっていないようだ。
イソライト工業<5358>:428円(+39円)
急伸。17年3月期の営業利益を19.00億円から21.30億円に上方修正。2月の第3四半期決算決算発表時の修正に続く3回目の上方修正となり、過去最高益予想からの上振れがポジティブサプライズとなっている。高付加価値製品の拡販および製造コストの削減が奏功した。また、同時に期末配当を従来の3円から4円(年間では6円)に増額したことも支援材料となっている。
東芝<6502>:202.2円(+3.1円)
続伸。「東芝メモリ」の売却に向けた入札で、有力候補の一角である米ブロードコムに、政府系ファンドの産業革新機構や日本政策投資銀行が合流する案が検討されていると報じられている。報道によると、一部大手銀行も同陣営に対して資金支援の準備を始めたもよう。政府系ファンドの支援可能性を受けて、短期的な安心感が広がっている。また、主要4事業を分社する方針との報道も支援材料となっている。
KOA<6999>:1494円(+85円)
大幅反発。大和証券は、レーティングを「Neutral」から「Overweight」、目標株価も1270円から1600円に引き上げている。車載向け固定抵抗器事業が電動車両化(HEV/EV等)、エレクトロニクス制御の拡大により成長路線に入ったと判断したもよう。また、一般産機向け、白物家電向け等も含め、レガシー製品の需要が回復してきたことも業績好転を支えると指摘。これらを背景に18年3月期の営業利益予想を32億円から40億円に修正している。
日写印<7915>:2520円(+140円)
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を3920円から4800円に引き上げている(レーティングは「Buy」継続)。為替前提の変更、センサーフィルムの数量・価格想定、決算期変更等を踏まえ業績予想を修正。また、台湾TPKと中国O-filmの提携が同社のシェア低下などを連想させたことで、株価は調整基調となっていたが、既に同社は大型案件遂行に向け設備能力拡張と大規模な要員確保を済ませ量産体制が整っていると見ているようだ。
GNI<2160>:732円(+32円)
6日ぶり大幅反発。100%子会社GNI USA, Inc.を通じて米Berkeley Advanced Biomaterial, Inc.(BAB)を買収することを決め、当該買収に関する拘束力のある覚書を締結したと発表している。BABは人工セラミック、コラーゲン、移植組織など一連の生体材料を提供している。また、この買収に伴い17年12月期の業績予想を上方修正している。営業損益見通しは0.53億円の赤字から2.31億円の黒字(前期は2.76億円の赤字)へと引き上げた。
メガネスーパ<3318>:73円(+7円)
急反発。連結子会社となる新会社Enhanlabo(エンハンラボ)を設立すると発表している。同社内のプロジェクトであるメガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」を核としたウェアラブル領域の早期事業化を図るとともに、人材強化、ソリューション化に伴うアライアンス、業務・資本提携等を通じた開発資金調達の自由度確保等を実現し、当該事業の成長を加速することを目的としている。
アドベンチャー<6030>:9950円(+630円)
一時10240円まで急伸。格安航空券の予約販売サイト「skyticket」において、17年3月の1ヶ月間の取扱高(速報値)が40億円を突破し、2ヶ月連続で過去最高を更新したと発表している。3月の取扱高は40.44億円で前年同月比246%となり、16年10月から連続で200%越えを達成した。
<WA>