注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、ファーストリテ、SOSEIなど
[17/05/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
東芝<6502>:239.3円(-3.7円)
8営業日ぶり反落。一部メディアが、三菱UFJフィナンシャルG<8306>が17年3月期決算で、東芝向け融資の扱いを「要管理債権」に引き下げたと報じている。現状の融資は続けるようだが、区分を引き下げたことで、新規融資については多額の引当金を新たに積む必要が生じるため、難しくなるようだ。大口融資先が同社の扱いを「要管理債券」に引き下げたのは初となることから、嫌気されている。
ファーストリテ<9983>:37350円(+1350円)
大幅続伸。4月の月次業績を発表している。既存店売上高は前年同月比6.2%増となった。中旬まで気温が高く推移したことから、ブラトップやメンズのアンクルパンツなどのキャンペーン商品を中心に、夏物商品の販売が好調となったようだ。春物商品の需要が弱く苦戦した3月(既存店売上高は同1.1%減)からの好転が材料視されている。
大塚HD<4578>:5060円(-177円)
大幅反落。抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」のアルツハイマー型認知症に伴う行動障害(アジテーション)を対象とした2本のフェーズ3試験結果の速報を発表している。両試験ともにアジテーション症状の改善を示したものの、一貫した結果が得られなかったようで、本日は短期的な失望売りが優勢となっているもよう。なお、試験結果について米国FDA(食品医薬品局)と協議予定としている。
オリンパス<7733>:4190円(-270円)
急反落。17年3月期営業利益は前期比26.8%減の764億円で、従来予想(760億円)と同水準で着地。18年3月期はIFRSを適用し、営業利益については790億円を見込んでいる。従来の日本基準における営業利益と同水準となる見込みのようだ。前期実績はコンセンサス(780億円強)をやや下回る格好となった他、単純比較ができないものの、18年3月期はコンセンサス(920億円強)を大幅に下振れており嫌気されているようだ。
プラッツ<7813>:3880円(+700円)
ストップ高。16年7月-17年3月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比9.7倍の1.28億円で着地した。17年6月期の通期業績については、営業利益で3.40億円(前期は0.24億円)とする従来予想を据え置いている。ただ、上期(16年7-12月)を0.27億円の赤字(前年同期は0.42億円の黒字)で通過していたため、第3四半期の大幅増益決算はポジティブサプライズとなったようだ。
SOSEI<4565>:11420円(+20円)
買い先行も一時マイナス転換。100%子会社のSosei R&D Limitedが、小分子活性化RNA(saRNA)開発のパイオニアである英国のバイオ医薬品企業MiNA TherapeuticsLimitedの持株会社MiNA (Holdings) Limitedとの間で、MiNA社買収のオプション権を含む投資契約を締結したと発表している。一部証券会社でも今回の出資をポジティブに評価しているものの、上値では売り圧力が強く、寄り付きを高値にマイナスへと一時転じた。しかし、11時ごろに再びプラスに切り返す動きを見せている。
ほぼ日<3560>:5670円(+705円)
ストップ高。5月2日引け後に投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが同社株式の保有に係る大量保有報告書を提出しており、材料視されているようだ。報告義務発生日の4月26日時点において、同社株式を11万7500株(保有割合5.08%)保有しているという。同社は今年3月16日、ジャスダック市場に新規上場した。
コラボス<3908>:2804円(-311円)
急反落。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比16.6%増の2.92億円となり、従来予想(2.80億円)をやや上回って着地した。18年3月期の通期業績については、営業利益で同2.4%増の3.00億円との見通しを示している。ただ、事前には一部市場予想や季刊誌予想で3億円前半から半ばまで拡大するとの見方があり、会社計画はこうした市場の期待に届かず、発表を受けて売りがかさんでいるようだ。
マクドナルド<2702>:3545円(+95円)
年初来高値更新。5月2日に発表した4月既存店売上高は前年同月比12.7%増(3月は同16.5%増)だった。増収は17ヶ月連続で、2ケタ増収基調を維持している。客数は同12.2増(同12.2%増)、客単価は同0.4%増(同3.8%増)となった。一部メディアによれば、「クォーターパウンダー」に代わって4月5日に投入した大型バーガー「グラン」シリーズが好調だったようだ。なお、全店売上高は同12.2%増(同16.0%増)だった。
<WA>
8営業日ぶり反落。一部メディアが、三菱UFJフィナンシャルG<8306>が17年3月期決算で、東芝向け融資の扱いを「要管理債権」に引き下げたと報じている。現状の融資は続けるようだが、区分を引き下げたことで、新規融資については多額の引当金を新たに積む必要が生じるため、難しくなるようだ。大口融資先が同社の扱いを「要管理債券」に引き下げたのは初となることから、嫌気されている。
ファーストリテ<9983>:37350円(+1350円)
大幅続伸。4月の月次業績を発表している。既存店売上高は前年同月比6.2%増となった。中旬まで気温が高く推移したことから、ブラトップやメンズのアンクルパンツなどのキャンペーン商品を中心に、夏物商品の販売が好調となったようだ。春物商品の需要が弱く苦戦した3月(既存店売上高は同1.1%減)からの好転が材料視されている。
大塚HD<4578>:5060円(-177円)
大幅反落。抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」のアルツハイマー型認知症に伴う行動障害(アジテーション)を対象とした2本のフェーズ3試験結果の速報を発表している。両試験ともにアジテーション症状の改善を示したものの、一貫した結果が得られなかったようで、本日は短期的な失望売りが優勢となっているもよう。なお、試験結果について米国FDA(食品医薬品局)と協議予定としている。
オリンパス<7733>:4190円(-270円)
急反落。17年3月期営業利益は前期比26.8%減の764億円で、従来予想(760億円)と同水準で着地。18年3月期はIFRSを適用し、営業利益については790億円を見込んでいる。従来の日本基準における営業利益と同水準となる見込みのようだ。前期実績はコンセンサス(780億円強)をやや下回る格好となった他、単純比較ができないものの、18年3月期はコンセンサス(920億円強)を大幅に下振れており嫌気されているようだ。
プラッツ<7813>:3880円(+700円)
ストップ高。16年7月-17年3月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比9.7倍の1.28億円で着地した。17年6月期の通期業績については、営業利益で3.40億円(前期は0.24億円)とする従来予想を据え置いている。ただ、上期(16年7-12月)を0.27億円の赤字(前年同期は0.42億円の黒字)で通過していたため、第3四半期の大幅増益決算はポジティブサプライズとなったようだ。
SOSEI<4565>:11420円(+20円)
買い先行も一時マイナス転換。100%子会社のSosei R&D Limitedが、小分子活性化RNA(saRNA)開発のパイオニアである英国のバイオ医薬品企業MiNA TherapeuticsLimitedの持株会社MiNA (Holdings) Limitedとの間で、MiNA社買収のオプション権を含む投資契約を締結したと発表している。一部証券会社でも今回の出資をポジティブに評価しているものの、上値では売り圧力が強く、寄り付きを高値にマイナスへと一時転じた。しかし、11時ごろに再びプラスに切り返す動きを見せている。
ほぼ日<3560>:5670円(+705円)
ストップ高。5月2日引け後に投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが同社株式の保有に係る大量保有報告書を提出しており、材料視されているようだ。報告義務発生日の4月26日時点において、同社株式を11万7500株(保有割合5.08%)保有しているという。同社は今年3月16日、ジャスダック市場に新規上場した。
コラボス<3908>:2804円(-311円)
急反落。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比16.6%増の2.92億円となり、従来予想(2.80億円)をやや上回って着地した。18年3月期の通期業績については、営業利益で同2.4%増の3.00億円との見通しを示している。ただ、事前には一部市場予想や季刊誌予想で3億円前半から半ばまで拡大するとの見方があり、会社計画はこうした市場の期待に届かず、発表を受けて売りがかさんでいるようだ。
マクドナルド<2702>:3545円(+95円)
年初来高値更新。5月2日に発表した4月既存店売上高は前年同月比12.7%増(3月は同16.5%増)だった。増収は17ヶ月連続で、2ケタ増収基調を維持している。客数は同12.2増(同12.2%増)、客単価は同0.4%増(同3.8%増)となった。一部メディアによれば、「クォーターパウンダー」に代わって4月5日に投入した大型バーガー「グラン」シリーズが好調だったようだ。なお、全店売上高は同12.2%増(同16.0%増)だった。
<WA>