注目銘柄ダイジェスト(前場):日立、東芝、SOSEIなど
[17/05/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日立<6501>:662.9円(+38.3円)
急反発。17年3月期営業利益(調整後)は前期比7.5%減の5873億円で、従来予想(5600億円)を上振れ。為替影響が730億円、事業再編の影響が550億円の減益要因となり、これらを除くと同13%増となったようだ。18年3月期の通期営業利益(調整後)は同7.3%増の6300億円を見込む。前期実績、今期見通しともコンセンサスをやや上回る水準で、期初計画に例年リスクバッファーを織り込んでいることも踏まえれば良好な内容と評価されている。
ヤマハ発<7272>:2803円(+81円)
年初来高値更新。17年12月期の第1四半期の営業利益は前年同期比15.5%増の372.62億円で、一部市場予想(320億円程度)を上振れたことが好感されている。ベトナム、フィリピン、ブラジルなど(インドネシア以外)の新興国二輪が計画を上回るペースで推移。また、マリン事業は円高や未実現利益の会計処理影響で減益となったが、実質的には堅調な業績が続いているようだ。なお、通期計画は据え置いている。
野村不HD<3231>: - 円( - 円)
買い気配。日本郵政<6178>が同社を買収する検討に入ったと報じられている。民営化以降、全国に2万以上ある郵便局をはじめ、保有する不動産資産の活用が経営課題になっていたことから、開発ノウハウを得て収益基盤を強化する狙いのようだ。買収に伴う費用は最大数千億円規模になるもよう。買収方法はTOB(株式公開買い付け)が有力とみられており、買収プレミアム期待が先行する展開となっている。
東芝<6502>:263.8円(+10.7円)
大幅反発。米原発子会社ウエスチングハウス(WH)に原子炉新設を発注しているボーグル原発の運営会社などは、東芝の債務保証に上限を設けることで合意したと伝わっている。同原発に関する東芝の債務保証は約36億ドルとされ、3年以上かけて支払うことが可能なようだ。一方、米ウエスタンデジタル(WD)は、国際仲裁裁判所に半導体事業売却の差し止めを申し立てたもようで、不透明感も意識されている。
セグエ<3968>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は22.09億円、営業利益は2.63億円で着地した(同社は昨年12月上場のため前年同期実績の記載なし)。17年12月期の通期業績については営業利益で前期比39.0%増の3.03億円とする従来予想を据え置いているが、第1四半期時点で約87%という高い進捗率がポジティブ視されているようだ。
ジシステム<9758>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比21.0%増の33.19億円、営業利益は同3.2倍の5.13億円と大幅な増収増益で着地した。サービス品目別では、アプリケーションソフトウェア開発が同6.3%増収と堅調だったほか、パッケージソフトウェア開発が同36.3%増収、コンピュータ機器等販売が同58.9%増収と大きく伸びた。17年12月期の通期業績予想については従来どおり非開示としている。
日本モーゲジS<7192>:: - 円( - 円)
ストップ安売り気配。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比46.6%増の8.06億円となり、第3四半期決算発表時に上方修正した予想(6.83億円)をさらに上回って着地した。フラット35の融資金利が年間を通じて過去最低水準で推移したこと等が追い風となった。一方、18年3月期については営業利益で同38.0%減の5.00億円との見通しを示しており、ネガティブ視した売りがかさんでいるようだ。
SOSEI<4565>:11210円(-730円)
大幅に3日続落。17年3月期決算を発表している。営業利益は123.89億円(16年3月期は10.75億円)で着地した。一方、18年3月期については、前期にAllergan社との大型契約に基づく契約一時金を計上した反動から「売上収益の大幅減」を見込んでいるという。17年3月期営業利益はコンセンサスとおおむね同水準であり、18年3月期の減収見通しも市場では「想定どおり」との見方が多いものの、本日は利益確定売り優勢の展開が続いている。
<WA>
急反発。17年3月期営業利益(調整後)は前期比7.5%減の5873億円で、従来予想(5600億円)を上振れ。為替影響が730億円、事業再編の影響が550億円の減益要因となり、これらを除くと同13%増となったようだ。18年3月期の通期営業利益(調整後)は同7.3%増の6300億円を見込む。前期実績、今期見通しともコンセンサスをやや上回る水準で、期初計画に例年リスクバッファーを織り込んでいることも踏まえれば良好な内容と評価されている。
ヤマハ発<7272>:2803円(+81円)
年初来高値更新。17年12月期の第1四半期の営業利益は前年同期比15.5%増の372.62億円で、一部市場予想(320億円程度)を上振れたことが好感されている。ベトナム、フィリピン、ブラジルなど(インドネシア以外)の新興国二輪が計画を上回るペースで推移。また、マリン事業は円高や未実現利益の会計処理影響で減益となったが、実質的には堅調な業績が続いているようだ。なお、通期計画は据え置いている。
野村不HD<3231>: - 円( - 円)
買い気配。日本郵政<6178>が同社を買収する検討に入ったと報じられている。民営化以降、全国に2万以上ある郵便局をはじめ、保有する不動産資産の活用が経営課題になっていたことから、開発ノウハウを得て収益基盤を強化する狙いのようだ。買収に伴う費用は最大数千億円規模になるもよう。買収方法はTOB(株式公開買い付け)が有力とみられており、買収プレミアム期待が先行する展開となっている。
東芝<6502>:263.8円(+10.7円)
大幅反発。米原発子会社ウエスチングハウス(WH)に原子炉新設を発注しているボーグル原発の運営会社などは、東芝の債務保証に上限を設けることで合意したと伝わっている。同原発に関する東芝の債務保証は約36億ドルとされ、3年以上かけて支払うことが可能なようだ。一方、米ウエスタンデジタル(WD)は、国際仲裁裁判所に半導体事業売却の差し止めを申し立てたもようで、不透明感も意識されている。
セグエ<3968>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は22.09億円、営業利益は2.63億円で着地した(同社は昨年12月上場のため前年同期実績の記載なし)。17年12月期の通期業績については営業利益で前期比39.0%増の3.03億円とする従来予想を据え置いているが、第1四半期時点で約87%という高い進捗率がポジティブ視されているようだ。
ジシステム<9758>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比21.0%増の33.19億円、営業利益は同3.2倍の5.13億円と大幅な増収増益で着地した。サービス品目別では、アプリケーションソフトウェア開発が同6.3%増収と堅調だったほか、パッケージソフトウェア開発が同36.3%増収、コンピュータ機器等販売が同58.9%増収と大きく伸びた。17年12月期の通期業績予想については従来どおり非開示としている。
日本モーゲジS<7192>:: - 円( - 円)
ストップ安売り気配。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比46.6%増の8.06億円となり、第3四半期決算発表時に上方修正した予想(6.83億円)をさらに上回って着地した。フラット35の融資金利が年間を通じて過去最低水準で推移したこと等が追い風となった。一方、18年3月期については営業利益で同38.0%減の5.00億円との見通しを示しており、ネガティブ視した売りがかさんでいるようだ。
SOSEI<4565>:11210円(-730円)
大幅に3日続落。17年3月期決算を発表している。営業利益は123.89億円(16年3月期は10.75億円)で着地した。一方、18年3月期については、前期にAllergan社との大型契約に基づく契約一時金を計上した反動から「売上収益の大幅減」を見込んでいるという。17年3月期営業利益はコンセンサスとおおむね同水準であり、18年3月期の減収見通しも市場では「想定どおり」との見方が多いものの、本日は利益確定売り優勢の展開が続いている。
<WA>