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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏（ブログ「株ファイターの株報道」）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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2017年5月16日12時に執筆

「AKB48」を始めとして多数の人気アイドルグループを生み出した秋元康氏が株式市場で注目を集めているのは知っているだろうか。実は秋元氏が出資またはマネジメントに携わることが明らかになった銘柄がこぞって上昇しているぜ。今回は秋元康関連銘柄に注目してみるぜ。

経営への参加も多数

秋元氏はプロデューサーとしての活動以外にも、資本参加という形で様々な企業の経営に参画しているぜ。その代表例が2016年11月に資本参加をすることを決定したイグニス<3689>の新子会社パルスだ。同社は今特に盛り上がりを見せている仮想現実（VR）領域への進出を行なっており、その上で秋元氏の企画力に期待しているようだ。

また、今年2月8日にはエムアップ<3661>の出資先でアーティストのファンサイト運営などを行なっているEMTGに秋元氏が特別顧問として就任することが明らかとなったぜ。

秋元氏がこれまで築いてきたネットワークやエンタメ業界での経験、企画力は幅広い業界から高い評価を受けており、新事業を展開するなかで秋元氏にアドバイザーとしての役割を求めるケースは今後も増えてくるのではないかと考えられるぜ。

秋元康関連銘柄が注目されている理由

上に挙げたように、秋元氏の豊富な経験や人脈はエンタメ関連業界で高い評価を受けているだけでなく、株式市場でも評価が高く注目されているぜ。それは秋元氏がプロデュースを行うゲームなどと連携することが決まった企業に、将来の収益アップへの期待から株価が急騰していることを見ても明らかだ。また経営参加することが決まった企業についても、秋元氏のマネジメントによる業績寄与やアイドル関連業との相乗効果に期待が集まり、買いが入りやすくなっているぜ。

秋元氏がこれまで築いてきたアイドル関連業との相乗効果が出るような報道があれば、既に株価が急騰している銘柄も更なる伸びが期待できるため、秋元氏関連銘柄はテーマ株として注目を集めているぜ。

秋元康関連銘柄

<7860>エイベックス・グループ・ホールディングス
今や知らない人は少ない、音楽や映像配信を手掛けている企業だぜ。足元では未払い残業代支払いが数億円規模になることが明らかになったが、株価に大きな影響はない。4月20日に秋元氏がプロデュースする劇団の運営等を行う子会社を設立したことが発表され、秋元氏関連銘柄として今後に期待が集まっているぜ。

<3661>エムアップ
主にスマホ、PC向けにコンテンツを配信している企業だぜ。アーティストなどのファンサイト運営に力を入れている。資本提携先であるEMTGの特別顧問に秋元氏が就任することが今年の2月に発表され、これを受けて同社株価は一時ストップ高を記録した。足元では再び急騰を見せているぜ。

<3073>ダイヤモンドダイニング
複数業態の居酒屋やビリヤードバーを展開する飲食業が主力の企業だぜ。独自のポイント制度が強みだ。ブランジスタ<6176>の子会社が運営するゲームアプリ「神の手」と外食企業で初めてコラボを実現し、新規顧客獲得に効果が出ると期待されているぜ。同ゲームが秋元氏プロデュースであることから、秋元氏関連銘柄として注目されるようになったぜ。

一言

最も成功しているプロデューサーの1人である秋元氏が経営に関わってくるとあれば、業績への寄与に期待が高まり、買いが入りやすくなる。同氏への期待の高さが伝わってくるぜ。但し、ゲーム関連やエンタメ関連は株価が大きく動きやすい銘柄でもあるため、慎重に投資先を見極めたほうがいいだろう。

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執筆者名：株ファイター
ブログ名：株ファイターの株報道


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