【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2017年3月期通期決算(6/7)
[17/06/02]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2017年3月期の通期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。7本に分けたコンテンツの6本目です。
-----
司会:そして続いては未来創生事業です。
阿部:人類の発展には、新しい道具の開発が不可欠でした。ですから、ここで投資をしていることは特別なことではありません。
私はよく申し上げるんですが、今世界が漂流し始めた。これは昨年から申し上げています。新しい秩序、形を求めて今世界が動き始めている。
日本も同じような状況にある。日本は、言ってみれば、応仁の乱が終わって戦国時代に入って、各地の守護大名が力をつけてきてその中で、今川や、武田という大企業が力を失って、新興企業であった織田信長が一気に出てくる。織田信長っていうのは、非常にリスクテイクをしながらアグレッシブであっただけではなく、種子島についた新しい道具、鉄砲を使うという戦い方で勝利をおさめました。
私はこのAI(人工知能)は、これから日本が本当に飛躍するための新しい道具だと思うんです。あらゆる産業が変わる。
これは新しい産業ができるというだけではありません。今ある産業が変わる、これはファーストリテイリング<9983>の柳井社長が言っていますよね。「EveryBusiness is a Digital Business」すべてはデジタルの商売に変換していくんだと。
冒頭申し上げましたが、私ども本当に、未来創生ファンドを設立できたことが、幸いなことだと思っています。こんなラッキーなことは、なかなか起こらないなと。
ただトヨタ自動車<7203>と三井住友銀行(三井住友FG<8316>傘下)と一緒に未来創生ファンドというファンドを始めることができた。自動車という領域が当面は、AI、IOTのアプリケーションの最大領域なんですね。
世界で最も信頼・尊敬されている、それから、最も多くの車両を売っている日本の会社とこの領域に投資できる会社になったことを、ぜひ、次の飛躍に生かしたいです。
これは申し上げたように新しい道具ですから、あらゆる人たちの生活を変えていきます。今投資をしている会社の中から世界を代表する会社が沢山出てくるとスパークスは考えています。
上場ということで申し上げますと、2018年から2019年くらいが始まりで、出てくると思います。もう少し卵を温めて、ひなが生まれてくると。
時間がかかるかもしれないですが一生懸命私どもの知見を育てながら強くしながら、この領域で圧倒的な投資会社になりたいです。
私どもの規模でこの領域に投資をしている会社はまだないと思っています。
圧倒的な会社になっていきたいと思います。
(7/7)に続く
<FA>