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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター：注目のレアメタル関連銘柄
[17/06/23]
提供元：株式会社フィスコ
提供元：株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏（ブログ「株ファイターの株報道」）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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2017年6月21日12時に執筆
レアメタルといえば、国際価格が今年に入ってから急上昇していることで投資家を騒がしている。6月に入って房総沖海底にレアメタルが発見されたのも注目された要因だろう。
■レアメタルとは
レアメタルは、技術的に採掘や抽出が難しかったり、精錬のコストが高いなどの理由で流通量が少ない非鉄金属だ。地球上の存在量も少ない。発光ダイオードや電池、永久磁石の材料として非常に重要な役割を占めているぞ。
今年の初めから、レアメタルのうち特にコバルトの価格が上昇を続けている。コバルトは二次電池の材料などに使われるレアメタルなんだが、電気自動車の普及に伴い車載用電池向けに需要が高まる一方で供給が増えておらず、価格が急騰しているんだ。二次電池の世界市場は2025年に2016年の約5倍に達すると考えられているらしいぜ。実際に、既にコバルトの国際価格は年初から3月下旬にかけて2倍にもなっている。今後の更なる需給逼迫で価格上昇が想定されるだろうな。
■今後の採掘の普及は？
需給逼迫が懸念されるレアメタルの採掘に向け、日本でも既に海洋採掘にむけた取り組みが行われているぞ。特に日本を囲む海には豊富な資源が眠っていると言われているからな。その採掘・利用に高い注目が集まっているのは確かだ。
6月5日には海洋研究開発機構や高知大学などの共同研究チームが千葉県房総半島沖の海底にコバルトやニッケルなどのレアメタルを含む岩石が広がっていることを発見したと発表があったな。こうなってくると、この海域にはまだまだレアメタルが広がっている可能性があるということだ。今後の調査にも期待だぞ。
■レアメタル関連銘柄が注目されている理由
レアメタルは電気自動車や家庭用コンピューター、携帯電話などの普及に伴い今後も需要の高まりが想定できるわけだが、既に見られているような価格の上昇は当面は継続する見込みで、安定供給は政府にとっても民間企業にとっても喫緊の課題と言える。
こういったことから、海底資源調査や採掘を行っている企業がレアメタル関連企業として注目を集めやすくなっているわけだ。
また、最近では不要な家電製品などに使われているレアメタル（都市鉱山）を有効活用すれば大量のレアメタルがリサイクルできると言われており、環境省を中心に都市鉱山の回収に力が入れられているぜ。2020年の東京オリンピックでメダルに使う金銀銅を都市鉱山から賄う構想も生まれていて、回収技術の向上が注目されているんだ。レアメタル含有のスクラップから、レアメタルが回収できると思うとワクワクしないか？だからレアメタルを回収する技術を開発している企業というのは、今株式市場でも注目されているんだ。
■株ファイターオススメのレアメタル関連銘柄
<1662>石油資源開発
同社は日本国内外の原油・ガス資源の権益を有し、開発・生産を行う企業だ。現在注目されている海底資源のもう1つ、「メタンハイドレート」の採掘において高い注目が集まっている企業でもあるが、海底レアメタルの探査事業も行っているぜ。海外勢が強い海洋開発分野において、国内の中心的な企業であるから政府との連携も多く、今後の展開に注目が集まりやすいだろう。
<5724>アサカ理研
同社は電子部品から貴金属を回収し精錬する独自技術を主力とする企業だ。不要な電気製品からのレアメタルやレアアースの回収の研究開発を行っているぞ。こうした投資が業績に響いてはいるが、さっきも話したとおり、レアメタルの回収には政府も力を入れていることから、補助金を獲得することを見込んでおり、今後の成長に期待ができる銘柄だ。
■一言
これまで日本はレアメタルの供給源を中国や新興国に依存していたところがある。しかしだ。環境問題や児童労働問題、国交の悪化などで増産はおろか安定供給も懸念されている状況だ。そのため自前でレアメタルを採掘する技術は引き続き高い需要が見込まれることは間違いない。今後も注目だ！
今回のレアメタル関連銘柄は、今挙げた2つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。そっちの方もチェックしてみてくれ。
その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ！
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執筆者名：株ファイター
ブログ名：株ファイターの株報道
＜HK＞
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2017年6月21日12時に執筆
レアメタルといえば、国際価格が今年に入ってから急上昇していることで投資家を騒がしている。6月に入って房総沖海底にレアメタルが発見されたのも注目された要因だろう。
■レアメタルとは
レアメタルは、技術的に採掘や抽出が難しかったり、精錬のコストが高いなどの理由で流通量が少ない非鉄金属だ。地球上の存在量も少ない。発光ダイオードや電池、永久磁石の材料として非常に重要な役割を占めているぞ。
今年の初めから、レアメタルのうち特にコバルトの価格が上昇を続けている。コバルトは二次電池の材料などに使われるレアメタルなんだが、電気自動車の普及に伴い車載用電池向けに需要が高まる一方で供給が増えておらず、価格が急騰しているんだ。二次電池の世界市場は2025年に2016年の約5倍に達すると考えられているらしいぜ。実際に、既にコバルトの国際価格は年初から3月下旬にかけて2倍にもなっている。今後の更なる需給逼迫で価格上昇が想定されるだろうな。
■今後の採掘の普及は？
需給逼迫が懸念されるレアメタルの採掘に向け、日本でも既に海洋採掘にむけた取り組みが行われているぞ。特に日本を囲む海には豊富な資源が眠っていると言われているからな。その採掘・利用に高い注目が集まっているのは確かだ。
6月5日には海洋研究開発機構や高知大学などの共同研究チームが千葉県房総半島沖の海底にコバルトやニッケルなどのレアメタルを含む岩石が広がっていることを発見したと発表があったな。こうなってくると、この海域にはまだまだレアメタルが広がっている可能性があるということだ。今後の調査にも期待だぞ。
■レアメタル関連銘柄が注目されている理由
レアメタルは電気自動車や家庭用コンピューター、携帯電話などの普及に伴い今後も需要の高まりが想定できるわけだが、既に見られているような価格の上昇は当面は継続する見込みで、安定供給は政府にとっても民間企業にとっても喫緊の課題と言える。
こういったことから、海底資源調査や採掘を行っている企業がレアメタル関連企業として注目を集めやすくなっているわけだ。
また、最近では不要な家電製品などに使われているレアメタル（都市鉱山）を有効活用すれば大量のレアメタルがリサイクルできると言われており、環境省を中心に都市鉱山の回収に力が入れられているぜ。2020年の東京オリンピックでメダルに使う金銀銅を都市鉱山から賄う構想も生まれていて、回収技術の向上が注目されているんだ。レアメタル含有のスクラップから、レアメタルが回収できると思うとワクワクしないか？だからレアメタルを回収する技術を開発している企業というのは、今株式市場でも注目されているんだ。
■株ファイターオススメのレアメタル関連銘柄
<1662>石油資源開発
同社は日本国内外の原油・ガス資源の権益を有し、開発・生産を行う企業だ。現在注目されている海底資源のもう1つ、「メタンハイドレート」の採掘において高い注目が集まっている企業でもあるが、海底レアメタルの探査事業も行っているぜ。海外勢が強い海洋開発分野において、国内の中心的な企業であるから政府との連携も多く、今後の展開に注目が集まりやすいだろう。
<5724>アサカ理研
同社は電子部品から貴金属を回収し精錬する独自技術を主力とする企業だ。不要な電気製品からのレアメタルやレアアースの回収の研究開発を行っているぞ。こうした投資が業績に響いてはいるが、さっきも話したとおり、レアメタルの回収には政府も力を入れていることから、補助金を獲得することを見込んでおり、今後の成長に期待ができる銘柄だ。
■一言
これまで日本はレアメタルの供給源を中国や新興国に依存していたところがある。しかしだ。環境問題や児童労働問題、国交の悪化などで増産はおろか安定供給も懸念されている状況だ。そのため自前でレアメタルを採掘する技術は引き続き高い需要が見込まれることは間違いない。今後も注目だ！
今回のレアメタル関連銘柄は、今挙げた2つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。そっちの方もチェックしてみてくれ。
その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ！
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執筆者名：株ファイター
ブログ名：株ファイターの株報道
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