【FISCOソーシャルレポーター】もきち♪:オンライントレードを始めるためのパソコン環境
[17/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家もきち♪氏(ブログ「もきちのきもち 株とコンピュータ編」「もきちのきもち ゼロから始めるテクニカル分析編」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年6月26日17時に執筆
もきち♪は個人投資家である前に情報処理技術者でもあります。旧制度のオンライン情報処理技術者と第二種情報処理技術者試験に合格しています。経済産業省から認められた情報処理技術者です。
ということで、オンライントレードのためにお勧めのシステム環境を考えてみます。
◆一般の認識
オンライントレードをしたことがない人に「株式投資をしています」と言うと、「デイトレーダーですか。高速回線を引いてディスプレイを複数並べてカチャカチャやるんですよね」と言われます。
一般の人の認識は、高速コンピュータにディスプレイを6面とか8面とか並べて食事もろくに取らずに1日中取引しているということのようです。
勘違いしているだけならいいのですが、そんな人たちが株式投資を始めようと思ったら、いきなり「トレード用パソコン」なんてのを導入しかねません。
困ったことに、探せばタワーケースにこれでもかってぐらいに高価な部品を詰め込んで、8面のディスプレイをセットにしたような「トレード用パソコン」も売られているのです。
数秒から数十秒で取引するスキャルピングや、その日のうちに仕掛けて手仕舞う(日計り)デイトレードで、スピード勝負を仕掛けるのならこのようなアプローチも否定はしませんが、多くの個人投資家にとっては無駄な投資になると思います。
◆実際の取引システムで押さえておきたいところ
今回は、ザラ場中にパソコン画面を見ながら取引できる一般の投資家にお勧めのシステムを考えてみます。
◇通信回線
実際には、証券会社とのデータのやり取りは数字が主体です。ややこしいチャートの計算などはデータを受け取ったパソコンで処理されています。
回線速度はブロードバンドインターネット接続(FCCの規定では下り25Mbps/上り3Mbps以上)であれば十分です。もちろん光ファイバーなら全く問題ありません。
ただ、Wi-Fiなどの無線LANはトラブル要因が増えてしまいますので、基本的に有線LANでの運用をお勧めします。
◇パソコン本体
本体は、ノートパソコンをお勧めします。そして、証券会社のトレードツールを使うのならOSはWindows一択です。
デスクトップなどの拡張性の高い本体も利点はありますが、その場合でもサブとしてノートパソコンを準備することをお勧めします。
◇サブ回線
他にスマートフォンかモバイルWi-Fiルータを用意して、パソコンからの接続を設定しておくことをお勧めします。
◆二重化の勧め
トレード環境を整えたとして、停電したらどうなるでしょう。
仮に、タワーケースに高価な部品を詰め込んで8面ディスプレイを並べていても、停電では使えません。
そこで、お勧めのノートパソコンが効いてきます。ノートパソコンはバッテリーを装備しています。停電でも数時間なら使えます。
ノートパソコンは停電でも使えるとして、問題になるのが通信回線です。通信機器も停電だと使えません。そこで、サブ回線が効いてきます。
携帯電話の基地局には非常用バッテリーが備えられています。数時間の停電なら、携帯電話の回線を使ってインターネットに接続することが可能です。
実際に停電時にノートパソコンとdocomo回線で確認しましたが、問題なくインターネットに接続できました。
停電以外にも、予期せぬOSのアップデートやマシントラブルで、一時的に普段使っているパソコンが使えないときがあります。そんな時にも相場は待ってくれません。
そこで、サブのノートパソコンを持つことをお勧めしています。メインのパソコンに通常の性能があれば、サブパソコンはモバイル重視で選んでも問題ありません。
合言葉は「メモリー4GB以上」です。これだけは必要です。
◆まとめると
以上をまとめると、まずはそこそこ使えるWindowsノートパソコンとインターネット回線。スマホを持っているのならテザリングの設定を忘れずに。
次のステップとして、サブとして使えるメモリー4GB以上のWindowsパソコン。
その後は、自分の投資手法に合わせて高性能のタワーパソコンに複数のディスプレイを組み合わせるも良し、徹底的にモバイルにこだわるも良しと言ったところです。
最後にご参考までにもきち♪のトレード環境をご紹介します。
◇メインパソコン:dynabook Satellite B753/55JR CPU: Core i7-3630QM(4コア/8スレッド) メモリー:8GB 購入価格:約10万円
◇サブパソコン:LaVie Tab W TW710/T2S CPU:Atom Z3795(4コア/4スレッド) メモリー:4GB 購入価格:約6万円
◇Androidタブレット(テザリングとチャート表示用):docomo dtab Compactd-02H
◇インターネット回線:フレッツ光(100Mbps) ISP:OCN
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執筆者名:もきち♪
ブログ名:もきちのきもち 株とコンピュータ編
もきちのきもち ゼロから始めるテクニカル分析編
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※2017年6月26日17時に執筆
もきち♪は個人投資家である前に情報処理技術者でもあります。旧制度のオンライン情報処理技術者と第二種情報処理技術者試験に合格しています。経済産業省から認められた情報処理技術者です。
ということで、オンライントレードのためにお勧めのシステム環境を考えてみます。
◆一般の認識
オンライントレードをしたことがない人に「株式投資をしています」と言うと、「デイトレーダーですか。高速回線を引いてディスプレイを複数並べてカチャカチャやるんですよね」と言われます。
一般の人の認識は、高速コンピュータにディスプレイを6面とか8面とか並べて食事もろくに取らずに1日中取引しているということのようです。
勘違いしているだけならいいのですが、そんな人たちが株式投資を始めようと思ったら、いきなり「トレード用パソコン」なんてのを導入しかねません。
困ったことに、探せばタワーケースにこれでもかってぐらいに高価な部品を詰め込んで、8面のディスプレイをセットにしたような「トレード用パソコン」も売られているのです。
数秒から数十秒で取引するスキャルピングや、その日のうちに仕掛けて手仕舞う(日計り)デイトレードで、スピード勝負を仕掛けるのならこのようなアプローチも否定はしませんが、多くの個人投資家にとっては無駄な投資になると思います。
◆実際の取引システムで押さえておきたいところ
今回は、ザラ場中にパソコン画面を見ながら取引できる一般の投資家にお勧めのシステムを考えてみます。
◇通信回線
実際には、証券会社とのデータのやり取りは数字が主体です。ややこしいチャートの計算などはデータを受け取ったパソコンで処理されています。
回線速度はブロードバンドインターネット接続(FCCの規定では下り25Mbps/上り3Mbps以上)であれば十分です。もちろん光ファイバーなら全く問題ありません。
ただ、Wi-Fiなどの無線LANはトラブル要因が増えてしまいますので、基本的に有線LANでの運用をお勧めします。
◇パソコン本体
本体は、ノートパソコンをお勧めします。そして、証券会社のトレードツールを使うのならOSはWindows一択です。
デスクトップなどの拡張性の高い本体も利点はありますが、その場合でもサブとしてノートパソコンを準備することをお勧めします。
◇サブ回線
他にスマートフォンかモバイルWi-Fiルータを用意して、パソコンからの接続を設定しておくことをお勧めします。
◆二重化の勧め
トレード環境を整えたとして、停電したらどうなるでしょう。
仮に、タワーケースに高価な部品を詰め込んで8面ディスプレイを並べていても、停電では使えません。
そこで、お勧めのノートパソコンが効いてきます。ノートパソコンはバッテリーを装備しています。停電でも数時間なら使えます。
ノートパソコンは停電でも使えるとして、問題になるのが通信回線です。通信機器も停電だと使えません。そこで、サブ回線が効いてきます。
携帯電話の基地局には非常用バッテリーが備えられています。数時間の停電なら、携帯電話の回線を使ってインターネットに接続することが可能です。
実際に停電時にノートパソコンとdocomo回線で確認しましたが、問題なくインターネットに接続できました。
停電以外にも、予期せぬOSのアップデートやマシントラブルで、一時的に普段使っているパソコンが使えないときがあります。そんな時にも相場は待ってくれません。
そこで、サブのノートパソコンを持つことをお勧めしています。メインのパソコンに通常の性能があれば、サブパソコンはモバイル重視で選んでも問題ありません。
合言葉は「メモリー4GB以上」です。これだけは必要です。
◆まとめると
以上をまとめると、まずはそこそこ使えるWindowsノートパソコンとインターネット回線。スマホを持っているのならテザリングの設定を忘れずに。
次のステップとして、サブとして使えるメモリー4GB以上のWindowsパソコン。
その後は、自分の投資手法に合わせて高性能のタワーパソコンに複数のディスプレイを組み合わせるも良し、徹底的にモバイルにこだわるも良しと言ったところです。
最後にご参考までにもきち♪のトレード環境をご紹介します。
◇メインパソコン:dynabook Satellite B753/55JR CPU: Core i7-3630QM(4コア/8スレッド) メモリー:8GB 購入価格:約10万円
◇サブパソコン:LaVie Tab W TW710/T2S CPU:Atom Z3795(4コア/4スレッド) メモリー:4GB 購入価格:約6万円
◇Androidタブレット(テザリングとチャート表示用):docomo dtab Compactd-02H
◇インターネット回線:フレッツ光(100Mbps) ISP:OCN
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執筆者名:もきち♪
ブログ名:もきちのきもち 株とコンピュータ編
もきちのきもち ゼロから始めるテクニカル分析編
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