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グリムス<3150>---2017中期経営計画を策定、小売電気事業を推進し、売上と利益の増加を目指す

注目トピックス 日本株
グリムス<3150>は28日、2018年3月期から2020年3月期までの3ヶ年の「2017中期経営計画」を発表した。
3ヶ年目の2020年3月期には、売上高は2017年3月期実績の2倍以上、営業利益は1.7倍以上の増加を見込む。
成長の原動力は、2016年12月より開始した新たな事業領域である小売電気事業。電力の小売を開始した当初の4ヶ月間の売上実績は3百万円だが、顧客のサービスインが累積的に増加することで、進行期である2018年3月期の売上高は16.70億円、2020年3月期にはその4倍以上の売上高を計上する見込み。販売先は、これまで電子ブレーカーやLED照明などを販売してきた約4万2千件の既存顧客(2017年3月末現在)が対象。当事業の業績推移が計画達成のカギを握るが、すでにエネルギーコンサルティングの実績がある顧客を対象とすることで約80%といった高い成約率で推移しており、小売電気事業の業績計画の根拠としている。
エネルギーコストソリューション事業においても、これまでに築いてきた豊富な顧客基盤をもとに、クロスセルを活用して収益を拡大し、ストック収益の強化につなげ、収益基盤の拡大を目指す。
スマートハウスプロジェクト事業においては、ハウスメーカーとの業務提携やVPP(バーチャルパワープラント)の活用により収益機会を追求する。

連結業績の定量目標は、2018年3月期では売上高が90.00億円、営業利益が8.30億円、経常利益が9.20億円、当期純利益が5.59億円。2019年3月期では売上高が123.00億円、営業利益が10.00億円、経常利益が10.20億円、当期純利益が6.20億円。2020年3月期では売上高が151.00億円、営業利益が13.00億円、経常利益が13.18億円、当期純利益が8.00億円である。

セグメント別売上高は、2018年3月期ではエネルギーコストソリューションが36.88億円、スマートハウスプロジェクトが35.91億円、小売電気が16.70億円、連結売上高が90.00億円。2019年3月期ではエネルギーコストソリューションが36.86億円、スマートハウスプロジェクトが38.13億円、小売電気が48.00億円、連結売上高が123.00億円。2020年3月期ではエネルギーコストソリューションが38.31億円、スマートハウスプロジェクトが41.03億円、小売電気が71.65億円、連結売上高が151.00億円である。

セグメント別利益は、2018年3月期ではエネルギーコストソリューションが11.77億円、スマートハウスプロジェクトが2.58億円、小売電気が-1.34億円、セグメント利益計が12.88億円、全社費用が4.58億円、連結営業利益が8.30億円。2019年3月期ではエネルギーコストソリューションが9.77億円、スマートハウスプロジェクトが3.23億円、小売電気が2.47億円、セグメント利益計が15.47億円、全社費用が5.46億円、連結営業利益が10.00億円。2020年3月期ではエネルギーコストソリューションが10.03億円、スマートハウスプロジェクトが2.99億円、小売電気が5.37億円、セグメント利益計が18.39億円、全社費用が5.39億円、連結営業利益が13.00億円と計画している。




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