ミロク情報 Research Memo(8):2021年3月期に売上高500億円、経常利益150億円を目指す
[17/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中長期の成長戦略
1. 第4次中期経営計画の概要
ミロク情報サービス<9928>は2018年3月期よりスタートする第4次中期経営計画で最終年度となる2021年3月期の経営数値目標として、連結売上高500億円、経常利益率30%、ROE30%を掲げた。2017年3月期実績から見れば売上高で1.9倍増、経常利益で3.7倍増と大幅成長を計画している。今後4年間の年平均成長率で見れば、売上高で17.6%増、経常利益で40.1%増となる計算だ。
既存事業の成長に加えて、新規事業の育成・拡大を図ることで目標を達成していく考えだが、現在、複数の新規事業において、その実現可能性や成長性分析、既存のERP事業とのシナジー等に関して精査しており、各事業別の計画については2017年11月頃に発表を予定している。同社では今回の中期経営計画を将来、売上規模で1,000億円を実現していくための経営基盤を固める期間として位置付けている。
同社は今後、提供するサービスを従来のERP関連事業に加えて、FinTech関連や事業承継支援、ポータルサイト事業など周辺領域に拡大し、また、対象顧客に関しても会計事務所や中堅・中小企業から、個人向け、さらには海外市場に展開していくことを視野に入れており、今後はFinTech関連を中心に成長分野へ積極投資していくことで収益成長を加速化していく戦略となっている。
また、同社は中期経営計画の前半2年間を「事業基盤の強化・構造改革」を進める期間と位置付け、次世代ERPシステムの開発や新規事業の創出・事業基盤強化に加えて、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)※に取り組むことで更なる生産性の向上を目指していく考えだ。また、後半2年間は「飛躍的成長への加速」期間とし、ERP事業や新規事業の飛躍的成長により、収益を一気に拡大していく計画となっている。
※企業などで既存の業務の構造を抜本的に見直し、業務の流れ(ビジネスプロセス)を最適化する観点から再構築すること。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<TN>
1. 第4次中期経営計画の概要
ミロク情報サービス<9928>は2018年3月期よりスタートする第4次中期経営計画で最終年度となる2021年3月期の経営数値目標として、連結売上高500億円、経常利益率30%、ROE30%を掲げた。2017年3月期実績から見れば売上高で1.9倍増、経常利益で3.7倍増と大幅成長を計画している。今後4年間の年平均成長率で見れば、売上高で17.6%増、経常利益で40.1%増となる計算だ。
既存事業の成長に加えて、新規事業の育成・拡大を図ることで目標を達成していく考えだが、現在、複数の新規事業において、その実現可能性や成長性分析、既存のERP事業とのシナジー等に関して精査しており、各事業別の計画については2017年11月頃に発表を予定している。同社では今回の中期経営計画を将来、売上規模で1,000億円を実現していくための経営基盤を固める期間として位置付けている。
同社は今後、提供するサービスを従来のERP関連事業に加えて、FinTech関連や事業承継支援、ポータルサイト事業など周辺領域に拡大し、また、対象顧客に関しても会計事務所や中堅・中小企業から、個人向け、さらには海外市場に展開していくことを視野に入れており、今後はFinTech関連を中心に成長分野へ積極投資していくことで収益成長を加速化していく戦略となっている。
また、同社は中期経営計画の前半2年間を「事業基盤の強化・構造改革」を進める期間と位置付け、次世代ERPシステムの開発や新規事業の創出・事業基盤強化に加えて、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)※に取り組むことで更なる生産性の向上を目指していく考えだ。また、後半2年間は「飛躍的成長への加速」期間とし、ERP事業や新規事業の飛躍的成長により、収益を一気に拡大していく計画となっている。
※企業などで既存の業務の構造を抜本的に見直し、業務の流れ(ビジネスプロセス)を最適化する観点から再構築すること。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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