テクマト Research Memo(2):“目利き力”“マーケティング力”など、商社のノウハウを生かした事業領域の展開
[17/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
テクマトリックス<3762>は、ニチメン(現・双日)の営業部門の戦略子会社として設立されたニチメンデータシステム株式会社が前身である。したがって、技術・ビジネスの両面で優れたものを発掘する“目利き力”及び“マーケティング力”、レベルの高い“ビジネスオペレーション力”といった商社のノウハウを受け継いでいることが最大の強みとなっている。
例えば、世界中から優れた技術を発掘し、国内に提供している。事業領域に関しても、総花的に行うのではなく、自社の体力とこれからの市場拡大が見込める事業分野を見極めた上で、医療分野を始めターゲットを絞って事業展開している。
連結対象子会社は、医療情報インフラ・サービス提供の(同)医知悟、ネットワークソリューション・サービス事業のクロス・ヘッド(株)、沖縄県内ネットワークソリューション・サービス事業の沖縄クロス・ヘッド(株)、システム開発・技術教育等の(株)カサレアルの4社である。
2. 沿革
同社の創業は1984年8月で、ニチメン(現・双日)の営業部門の戦略子会社として発足した。1990年10月に受託開発事業に本格参入し、某大手都銀より為替ディーリングシステムを受注した。金融分野での事業開拓の第一歩である。1996年12月には、業務パッケージ事業に参入し、CRMパッケージ「FastHelp」を自社開発・販売開始し、現在のコンタクトセンター関連で事業を行う基盤となっている。1998年10月には、DICOM対応医用画像サーバ「Secured DICOM Server(現 SDS Image Server)」を自社開発・販売開始し、現在の医療事業の端緒となっている。
また、2000年以降は事業拡大のために株式上場による資金調達を進める一方で、M&Aなどによって事業基盤の確立を進めた。2007年8月は医療分野で医知悟を設立、2008年1月にクロス・ヘッドを連結子会社化、2009年8月にカサレアルを完全子会社化、2014年3月にクロス・ヘッド、沖縄クロス・ヘッドを完全子会社化した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<NB>
1. 会社概要
テクマトリックス<3762>は、ニチメン(現・双日)の営業部門の戦略子会社として設立されたニチメンデータシステム株式会社が前身である。したがって、技術・ビジネスの両面で優れたものを発掘する“目利き力”及び“マーケティング力”、レベルの高い“ビジネスオペレーション力”といった商社のノウハウを受け継いでいることが最大の強みとなっている。
例えば、世界中から優れた技術を発掘し、国内に提供している。事業領域に関しても、総花的に行うのではなく、自社の体力とこれからの市場拡大が見込める事業分野を見極めた上で、医療分野を始めターゲットを絞って事業展開している。
連結対象子会社は、医療情報インフラ・サービス提供の(同)医知悟、ネットワークソリューション・サービス事業のクロス・ヘッド(株)、沖縄県内ネットワークソリューション・サービス事業の沖縄クロス・ヘッド(株)、システム開発・技術教育等の(株)カサレアルの4社である。
2. 沿革
同社の創業は1984年8月で、ニチメン(現・双日)の営業部門の戦略子会社として発足した。1990年10月に受託開発事業に本格参入し、某大手都銀より為替ディーリングシステムを受注した。金融分野での事業開拓の第一歩である。1996年12月には、業務パッケージ事業に参入し、CRMパッケージ「FastHelp」を自社開発・販売開始し、現在のコンタクトセンター関連で事業を行う基盤となっている。1998年10月には、DICOM対応医用画像サーバ「Secured DICOM Server(現 SDS Image Server)」を自社開発・販売開始し、現在の医療事業の端緒となっている。
また、2000年以降は事業拡大のために株式上場による資金調達を進める一方で、M&Aなどによって事業基盤の確立を進めた。2007年8月は医療分野で医知悟を設立、2008年1月にクロス・ヘッドを連結子会社化、2009年8月にカサレアルを完全子会社化、2014年3月にクロス・ヘッド、沖縄クロス・ヘッドを完全子会社化した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
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