注目銘柄ダイジェスト(前場):東宝、日アビオ、明電舎など
[17/07/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日アビオ<6946>:333円(+80円)
ストップ高。金属の温度分布を計測する赤外線サーモグラフィーカメラ技術を開発したと報じられている。金属に触れずに温度分布がわかる世界初の技術となるようで、関心が高まる展開に。高温となっている金属から放射される赤外線の波長を捉えることが鍵となっているようだ。自動車用の金型やロボットの素材開発、2次電池の材料開発など幅広く活用することが想定されているもよう。
昭電工<4004>:3035円(+142円)
大幅反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。目標株価は1500円から3450円にまで引き上げ。黒鉛電極市況の急回復、データセンター向けのHDメディアの想定以上の好調などから業績予想を上方修正、18年12月期営業利益は従来予想354億円のおよそ2倍の水準となる700億円にまで引き上げ。なお、コンセンサスは590億円程度とみられる。
東宝<9602>:3690円(+290円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は前年同期比36.0%増益の174億円となった。会社側では上期営業利益を249億円から290億円に、通期では409億円から450億円にそれぞれ上方修正している。映画事業の好調がけん引、『名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)』、『SING/シング』、『美女と野獣』などが相次いでヒットした。もともと業績予想は保守的な傾向だが、上振れ幅は想定以上との見方が先行。
日油<4403>:1600円(+93円)
大幅反発。みずほ証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を1810円としている。従来の油脂事業や食品事業などを中心とする収益構造から、防錆処理剤や化粧品原料など機能化学品事業、薬物送達システム(DDS)などライフサイエンス事業を成長ドライバーとする新たな成長ステージに移行してきていることを評価。また、会社側の今期営業減益予想も保守的で、連続最高益更新基調は続いていくと期待しているようだ。
明電舎<6508>:380円(-14円)
大幅続落。野村証券では、17年秋の日経平均定期入替え予想を行っている。北越紀州<3865>とともに同社も除外候補と予想しており、今後の需給懸念などを警戒する向きもあるようだ。野村証券では、除外された場合は約22日分の売りインパクトが発生すると試算している。なお、見直し内容は9月上旬に公表されるとみられ、リクルートHD<6098>、日本航空<9201>などを新規採用候補とみているもよう。
サイバー<4751>:3535円(-85円)
続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしており、マイナス材料視されている。PER水準は過去平均を大きく上回ってきており、インターネット広告やゲーム事業の好調は株価に織り込まれたとの判断。一段の株価上昇には、「AbemaTV」が新たな成長のけん引役となること、好調を持続している既存事業のさらなる加速化が必要と指摘している。
フルッタ<2586>:865円(+149円)
急伸。アスラポート<3069>との業務提携の強化に乗り出すと発表している。フルッタが輸入するアマゾンフルーツ「ピタヤ」を原料として使用したデザートメニューが7月19日よりアスラポートの運営する「釜飯と串焼き とりでん」全店舗で提供されている。採用されたメニューは「太陽のピタヤソーダフロート」と「真夏の南国トロピカルパフェ」の2種類。とりでん全国61店舗にて今年9月末まで販売される。
チャームケア<6062>:1445円(+125円)
大幅続伸。17年6月期業績の修正を発表している。営業利益見通しは従来の7.50億円から8.90億円(16年6月期は4.43億円)へと引き上げた。首都圏事業が順調に推移したことに加え、前期より継続している本社経費を中心とした費用削減、ホーム運営面における人員配置適正化及び業務効率化等が効果を上げ、利益増に寄与した。売上高も109.00億円と従来予想(110.00億円)並みの着地を見込んでいる。
BS<3623>:8540円(+850円)
大幅続伸。電算システム<3630>の収納代行サービスにBSが提供するスマートフォン決済アプリ「PayB」を導入することについて、電算システムと業務提携したと発表している。電算システムは大手通販企業や地方自治体など4500を超える加盟店に向けて、年間1億8000万件以上の決済を取り扱っているという。なお、7月18日にはみずほ銀行やゆうちょ銀行<7182>における「PayB」の取扱開始も発表している。
<DM>
ストップ高。金属の温度分布を計測する赤外線サーモグラフィーカメラ技術を開発したと報じられている。金属に触れずに温度分布がわかる世界初の技術となるようで、関心が高まる展開に。高温となっている金属から放射される赤外線の波長を捉えることが鍵となっているようだ。自動車用の金型やロボットの素材開発、2次電池の材料開発など幅広く活用することが想定されているもよう。
昭電工<4004>:3035円(+142円)
大幅反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。目標株価は1500円から3450円にまで引き上げ。黒鉛電極市況の急回復、データセンター向けのHDメディアの想定以上の好調などから業績予想を上方修正、18年12月期営業利益は従来予想354億円のおよそ2倍の水準となる700億円にまで引き上げ。なお、コンセンサスは590億円程度とみられる。
東宝<9602>:3690円(+290円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は前年同期比36.0%増益の174億円となった。会社側では上期営業利益を249億円から290億円に、通期では409億円から450億円にそれぞれ上方修正している。映画事業の好調がけん引、『名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)』、『SING/シング』、『美女と野獣』などが相次いでヒットした。もともと業績予想は保守的な傾向だが、上振れ幅は想定以上との見方が先行。
日油<4403>:1600円(+93円)
大幅反発。みずほ証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を1810円としている。従来の油脂事業や食品事業などを中心とする収益構造から、防錆処理剤や化粧品原料など機能化学品事業、薬物送達システム(DDS)などライフサイエンス事業を成長ドライバーとする新たな成長ステージに移行してきていることを評価。また、会社側の今期営業減益予想も保守的で、連続最高益更新基調は続いていくと期待しているようだ。
明電舎<6508>:380円(-14円)
大幅続落。野村証券では、17年秋の日経平均定期入替え予想を行っている。北越紀州<3865>とともに同社も除外候補と予想しており、今後の需給懸念などを警戒する向きもあるようだ。野村証券では、除外された場合は約22日分の売りインパクトが発生すると試算している。なお、見直し内容は9月上旬に公表されるとみられ、リクルートHD<6098>、日本航空<9201>などを新規採用候補とみているもよう。
サイバー<4751>:3535円(-85円)
続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしており、マイナス材料視されている。PER水準は過去平均を大きく上回ってきており、インターネット広告やゲーム事業の好調は株価に織り込まれたとの判断。一段の株価上昇には、「AbemaTV」が新たな成長のけん引役となること、好調を持続している既存事業のさらなる加速化が必要と指摘している。
フルッタ<2586>:865円(+149円)
急伸。アスラポート<3069>との業務提携の強化に乗り出すと発表している。フルッタが輸入するアマゾンフルーツ「ピタヤ」を原料として使用したデザートメニューが7月19日よりアスラポートの運営する「釜飯と串焼き とりでん」全店舗で提供されている。採用されたメニューは「太陽のピタヤソーダフロート」と「真夏の南国トロピカルパフェ」の2種類。とりでん全国61店舗にて今年9月末まで販売される。
チャームケア<6062>:1445円(+125円)
大幅続伸。17年6月期業績の修正を発表している。営業利益見通しは従来の7.50億円から8.90億円(16年6月期は4.43億円)へと引き上げた。首都圏事業が順調に推移したことに加え、前期より継続している本社経費を中心とした費用削減、ホーム運営面における人員配置適正化及び業務効率化等が効果を上げ、利益増に寄与した。売上高も109.00億円と従来予想(110.00億円)並みの着地を見込んでいる。
BS<3623>:8540円(+850円)
大幅続伸。電算システム<3630>の収納代行サービスにBSが提供するスマートフォン決済アプリ「PayB」を導入することについて、電算システムと業務提携したと発表している。電算システムは大手通販企業や地方自治体など4500を超える加盟店に向けて、年間1億8000万件以上の決済を取り扱っているという。なお、7月18日にはみずほ銀行やゆうちょ銀行<7182>における「PayB」の取扱開始も発表している。
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