高千穂交易 Research Memo(2):のれん償却の減少、円安も一服で業績V字回復を目指す
[17/07/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
高千穂交易<2676>は、セキュリティ関連などのシステム機器、機構部品、半導体などのデバイス機器を主として海外メーカーから仕入れて国内のユーザーに提供するBtoBの商社である。特に「安全・安心・快適」を提供する商品監視システムや機構部品のスライドレールでは国内トップクラスの高いシェアを持っており、近年は海外企業の買収によりセキュリティシステムや防火システムの東南アジア地区での拡販にも力を入れている。顧客満足度を高めるため専門性の高い社員を多く抱え、商社でありながら技術系社員の割合は40%超に達している。過去6年間の3社の買収(のれん総額約30億円)の償却負担や円安により業績は大きく影響を受けたが、今後2年間で利益を再び倍増させる計画だ。財務面では、自己資本比率が9期連続で70%を超えるなど安定した財務体質を誇っている。
2. 沿革
同社は1952年、土木建設機械の輸入販売を行う商社として設立された。同年には米国バロース(現ユニシス)と日本総代理店契約を締結、同社製コンピューターの販売を開始した。国内エレクトロニクス商社の草分けとして、その後も日本初となるOCRシステムや商品監視システム、また自動封入封緘システム、入退室管理システム、クラウド型無線LANシステムなどの画期的な商品を市場投入し、国内有数の技術商社となっている。この間、株式は2000年にJASDAQ市場へ上場し、その後2004年に東京証券取引所2部へ、2005年に同1部へ指定替えされた。近年では、日米の上場企業からグループ会社を買収し、RFIDシステム、東南アジアでの商品監視システム・防火システムなども取り扱っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<NB>
1. 会社概要
高千穂交易<2676>は、セキュリティ関連などのシステム機器、機構部品、半導体などのデバイス機器を主として海外メーカーから仕入れて国内のユーザーに提供するBtoBの商社である。特に「安全・安心・快適」を提供する商品監視システムや機構部品のスライドレールでは国内トップクラスの高いシェアを持っており、近年は海外企業の買収によりセキュリティシステムや防火システムの東南アジア地区での拡販にも力を入れている。顧客満足度を高めるため専門性の高い社員を多く抱え、商社でありながら技術系社員の割合は40%超に達している。過去6年間の3社の買収(のれん総額約30億円)の償却負担や円安により業績は大きく影響を受けたが、今後2年間で利益を再び倍増させる計画だ。財務面では、自己資本比率が9期連続で70%を超えるなど安定した財務体質を誇っている。
2. 沿革
同社は1952年、土木建設機械の輸入販売を行う商社として設立された。同年には米国バロース(現ユニシス)と日本総代理店契約を締結、同社製コンピューターの販売を開始した。国内エレクトロニクス商社の草分けとして、その後も日本初となるOCRシステムや商品監視システム、また自動封入封緘システム、入退室管理システム、クラウド型無線LANシステムなどの画期的な商品を市場投入し、国内有数の技術商社となっている。この間、株式は2000年にJASDAQ市場へ上場し、その後2004年に東京証券取引所2部へ、2005年に同1部へ指定替えされた。近年では、日米の上場企業からグループ会社を買収し、RFIDシステム、東南アジアでの商品監視システム・防火システムなども取り扱っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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