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タナベ経営 Research Memo(4):C&C戦略の推進により2018年3月期も増収増益が続く見通し

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

1. 2018年3月期の業績見通し
タナベ経営<9644>の2018年3月期の業績は、売上高が前期比1.9%増の8,550百万円、営業利益が同4.1%増の915百万円、経常利益が同3.3%増の945百万円、当期純利益が同1.1%増の645百万円と増収増益が続く見通しだ。事業セグメント別では経営コンサルティング事業の売上高が前期比2.3%増、営業利益が同0.7%増、SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業の売上高が同1.4%増、営業利益が同5.1%増とそれぞれ増収増益を見込んでいる。経営コンサルティング事業ではチームコンサルティング型経営協力の契約数増加と付加価値向上により売上総利益率を改善し、コンサルタントの採用・育成費など人件費関連の増加を吸収する。また、SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業では、引き続き「SPコンサルティング」「SPデザインツール」の提案強化による付加価値向上を進め、利益率の向上に取り組んでいく方針だ。

なお、上期は売上高で前年同期比1.6%増、営業利益で同21.3%減と増収減益を見込んでいるが、これはコンサルタントの採用を上期中心に進めており関連費用が増加することが主因となっている。コンサルタント人員は全社合計で前期末の215名から234名と19名の増員を計画している。前期は12名の増員であった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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