イメージ情 Research Memo(4):2020年3月期は売上高2,178百万円、経常利益303百万円を目指す
[17/07/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期経営計画
イメージ情報開発<3803>は、今後3ヶ年の計数計画も掲げており、2019年3月期は売上高1,591百万円、経常利益241百万円、2020年3月期は売上高2,178百万円、経常利益303百万円を目標としている。
売上高、経常利益ともに急速に拡大する印象があるが、これまでプロジェクトの遅れから足かせとなっていた北栄の収益が、2018年3月期より貢献してくるため。そのほか、コアビジネスとなるシステムインテグレーション事業の規模・機能の大幅拡充を見込むほか、メディカル&アンチエイジング事業など先行投資を行なってきた事業も寄与してくる。
他方、計数計画には、ナノテクノロジー、ソフトウェア・ロボットなどの新規事業や、M&Aに関して織り込んでいない。これらの状況次第によって、数値目標は上振れする余地が生じそうだ。
なお、M&Aに関しては、特異性のある企業との提携事業などを念頭に置き、コア事業の強化、新規のプラットホームビジネスに強い意欲を示す。当面はIT関連を中心に考慮しているが、会社側では、M&Aを実施する際の資金調達について、借入金、増資など状況に応じて検討するとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<TN>
イメージ情報開発<3803>は、今後3ヶ年の計数計画も掲げており、2019年3月期は売上高1,591百万円、経常利益241百万円、2020年3月期は売上高2,178百万円、経常利益303百万円を目標としている。
売上高、経常利益ともに急速に拡大する印象があるが、これまでプロジェクトの遅れから足かせとなっていた北栄の収益が、2018年3月期より貢献してくるため。そのほか、コアビジネスとなるシステムインテグレーション事業の規模・機能の大幅拡充を見込むほか、メディカル&アンチエイジング事業など先行投資を行なってきた事業も寄与してくる。
他方、計数計画には、ナノテクノロジー、ソフトウェア・ロボットなどの新規事業や、M&Aに関して織り込んでいない。これらの状況次第によって、数値目標は上振れする余地が生じそうだ。
なお、M&Aに関しては、特異性のある企業との提携事業などを念頭に置き、コア事業の強化、新規のプラットホームビジネスに強い意欲を示す。当面はIT関連を中心に考慮しているが、会社側では、M&Aを実施する際の資金調達について、借入金、増資など状況に応じて検討するとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
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