飯野海運 Research Memo(6):売上総利益率は上昇基調、純資産も着実に積み上げ
[17/07/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■業績動向
3. 主要指標
飯野海運<9119>の2017年3月期の収益面の指標としては、売上総利益率が16.1%で前期比0.4ポイント上昇した。そして売上総利益率は2013年3月期の12.5%から上昇基調である。海運業が為替や市況の影響を受けても不動産業の安定収益が支える形であり、海運業と不動産業を両輪としていることの強みと言えるだろう。
また、販管費率が上昇したため、売上高営業利益率は7.9%で同0.7ポイント低下、売上高経常利益率は6.1%で同2.0ポイント低下したが、特別損益の改善も寄与してROE(自己資本当期純利益率)は5.8%で0.2ポイント上昇した。
財務面では自己資本比率が33.7%で同5.4ポイント上昇した。また、純資産額は同社が中期目標として掲げる1,000億円超に向けて着実に積み上がっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
<HN>
3. 主要指標
飯野海運<9119>の2017年3月期の収益面の指標としては、売上総利益率が16.1%で前期比0.4ポイント上昇した。そして売上総利益率は2013年3月期の12.5%から上昇基調である。海運業が為替や市況の影響を受けても不動産業の安定収益が支える形であり、海運業と不動産業を両輪としていることの強みと言えるだろう。
また、販管費率が上昇したため、売上高営業利益率は7.9%で同0.7ポイント低下、売上高経常利益率は6.1%で同2.0ポイント低下したが、特別損益の改善も寄与してROE(自己資本当期純利益率)は5.8%で0.2ポイント上昇した。
財務面では自己資本比率が33.7%で同5.4ポイント上昇した。また、純資産額は同社が中期目標として掲げる1,000億円超に向けて着実に積み上がっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
<HN>