CDG Research Memo(7):中期目標として連結売上高200億円、経常利益率10%を掲げる
[17/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中長期の成長戦略
CDG<2487>は今後の経営数値目標として、時期は未定としながらも中期的に連結売上高で200億円、売上高経常利益率で10%を掲げている。2017年3月期の売上高は112億円、経常利益率は6.1%となっており、売上規模の拡大と同時に、収益性も向上していくことを目指している。
消費者や購買者を起点とした販促プロモーションの企画力、国内外に広く構築した安定したネットワーク力、リアルとデジタルの融合や企業間のコラボレーションのアレンジメントなど多種多様の組み合わせによるプロデュース力等の同社の強みを生かしながら、既存顧客での売上深耕並びに新規顧客の開拓を進めていくことで、売上高を拡大していく戦略となっている。特に、デジタルプロモーション施策については今後もニーズがますます増大していくものと予想され、同社でも新サービスの開発やシナジーが見込める企業とのアライアンスを積極的に進めていく方針となっている。また、収益性の向上については、受注案件の大型化により生産性を高めていくことで実現していく考えだ。
将来的には販促市場だけでなく、さらに市場規模が大きいイベント業界への展開も視野に入れている。前述した「プロプラ」で動画広告の制作を新たに開始したが、動画の制作能力を蓄積しながら物販と合わせて提案していくことで参入余地はあると見ている。イベント業界の市場規模は13〜14兆円と見られており、参入できれば成長ポテンシャルは一段と高まることになるだけに、今後の動向が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
CDG<2487>は今後の経営数値目標として、時期は未定としながらも中期的に連結売上高で200億円、売上高経常利益率で10%を掲げている。2017年3月期の売上高は112億円、経常利益率は6.1%となっており、売上規模の拡大と同時に、収益性も向上していくことを目指している。
消費者や購買者を起点とした販促プロモーションの企画力、国内外に広く構築した安定したネットワーク力、リアルとデジタルの融合や企業間のコラボレーションのアレンジメントなど多種多様の組み合わせによるプロデュース力等の同社の強みを生かしながら、既存顧客での売上深耕並びに新規顧客の開拓を進めていくことで、売上高を拡大していく戦略となっている。特に、デジタルプロモーション施策については今後もニーズがますます増大していくものと予想され、同社でも新サービスの開発やシナジーが見込める企業とのアライアンスを積極的に進めていく方針となっている。また、収益性の向上については、受注案件の大型化により生産性を高めていくことで実現していく考えだ。
将来的には販促市場だけでなく、さらに市場規模が大きいイベント業界への展開も視野に入れている。前述した「プロプラ」で動画広告の制作を新たに開始したが、動画の制作能力を蓄積しながら物販と合わせて提案していくことで参入余地はあると見ている。イベント業界の市場規模は13〜14兆円と見られており、参入できれば成長ポテンシャルは一段と高まることになるだけに、今後の動向が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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