注目銘柄ダイジェスト(前場):アルパイン、東エレク、エプソンなど
[17/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
エプソン<6724>:2845円(+184円)
大幅続伸。前日に発表した第1四半期決算が買い材料となっている。営業利益147億円で前年同期比2.1倍、市場予想を50億円程度上振れる水準となっている。通期予想も640億円から760億円に上方修正、もともと保守的と見られてはいたが、第1四半期決算時でのコンセンサスを上回る水準までの上方修正は想定外ともみられる。大容量インクタンクモデルの販売が引き続き好調。
アルパイン<6816>:2086円(+376円)
急騰。アルプス電気<6770>との経営統合が発表されている。グループで自動車関連事業の競争力を高めていくことを目的としているようだ。19年1月1日付でアルプスの100%子会社となる。株式交換比率は1:0.68となっており、昨日のアルプスの株価を基準にすると理論価格は2210円となる。昨日の終値からは29%のプレミアムが付与される格好となっている。
東エレク<8035>:15900円(-1015円)
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益548億円となり、前年同期比では2.5倍の大幅増益となった。ただ、前四半期比では11%の減益となっており、決算期待が高まっていた中では、一段の上値追い要因にはつながらず。目先の出尽くし感へとつながっているようだ。また、今回の決算から受注が非開示となっていることも買い手掛かり減少の一因に。なお、営業利益実績数値はコンセンサスを30億円程度上回ったとみられる。
デクセリアルズ<4980>:1304円(+138円)
急伸し、2月13日の年初来高値を一気に更新。前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。営業利益は19.5億円で前年同期比3.5倍、上半期予想は24億円から37億円に、通期では53億円から66億円に上方修正している。通期の市場予想は55億円程度であったとみられる。熱伝導シートを中心とした接合関連材料の上振れ、光学フィルムの順調推移などが好決算の背景に。
日産自<7201>:1106円(-49円)
大幅反落。第1四半期決算内容がマイナス視されている。営業利益は1533億円で前年同期比13%減益、市場予想は150億円程度下振れたものとみられる。カルソニック非連結化の影響を考慮しても減益となった格好。米国での販売奨励金の増加、原材料の上昇などが響いた。収益柱の米国の減速をネガティブ視する見方が多いようだ。為替相場の先行き不透明感も強いなか、手仕舞い売りのきっかけにつながる。
ダイトケミクス<4366>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。前日の決算発表銘柄の中でも、ポジティブなインパクトが極めて強かった銘柄の1つと評価されている。第1四半期営業利益は4.6億円で前年同期比24%増益、上半期計画2.5億円、同60%減益を大きく超過する形に。また、通期計画6.5億円に対する進捗率も71%にまで達している。主力の化成品事業の収益が拡大した。PBRは0.5倍台の水準に過ぎず、好決算を映して大幅な水準訂正期待なども高まる形に。
プラマテルズ<2714>:707円(+100円)
ストップ高で年初来高値更新。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比15.1%増の143.26億円、営業利益は同2.1倍の3.00億円と大幅な増益で着地した。18年3月期の通期業績については、売上高が前期比6.3%増の550.00億円、営業利益が同4.8%増の8.30億円とする従来予想を据え置いているが、第1四半期時点の進捗率は営業利益で約36%に上り、ポジティブ視されているようだ。
ドリコム<3793>:1643円(-258円)
大幅反落。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。営業利益は前年同期比85.0%減の0.34億円となり、7月21日に発表した修正予想どおり着地した。また、新たに発表した17年4-9月期(第2四半期累計)業績予想でも、営業利益が前期比86.3%減の0.50億円と大幅減益となる見通しを示しており、ネガティブ視されているようだ。新作ゲームのリリースによる運用費や広告宣伝費などの先行投資がかさむもよう。
テラプロ<6627>:1334円(+54円)
反発。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比44.5%増の59.48億円、営業利益は同75.0%増の6.18億円で着地した。システムLSI事業が車載向け製品等の受託量の増加やテラプローブ会津の連結子会社化により伸長した。また、新たに発表した17年4-9月期(第2四半期累計)業績予想でも、営業利益が同2.1倍の14.50億円と大幅増益となる見通しを示しており、ポジティブ視されているようだ。
<DM>
大幅続伸。前日に発表した第1四半期決算が買い材料となっている。営業利益147億円で前年同期比2.1倍、市場予想を50億円程度上振れる水準となっている。通期予想も640億円から760億円に上方修正、もともと保守的と見られてはいたが、第1四半期決算時でのコンセンサスを上回る水準までの上方修正は想定外ともみられる。大容量インクタンクモデルの販売が引き続き好調。
アルパイン<6816>:2086円(+376円)
急騰。アルプス電気<6770>との経営統合が発表されている。グループで自動車関連事業の競争力を高めていくことを目的としているようだ。19年1月1日付でアルプスの100%子会社となる。株式交換比率は1:0.68となっており、昨日のアルプスの株価を基準にすると理論価格は2210円となる。昨日の終値からは29%のプレミアムが付与される格好となっている。
東エレク<8035>:15900円(-1015円)
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益548億円となり、前年同期比では2.5倍の大幅増益となった。ただ、前四半期比では11%の減益となっており、決算期待が高まっていた中では、一段の上値追い要因にはつながらず。目先の出尽くし感へとつながっているようだ。また、今回の決算から受注が非開示となっていることも買い手掛かり減少の一因に。なお、営業利益実績数値はコンセンサスを30億円程度上回ったとみられる。
デクセリアルズ<4980>:1304円(+138円)
急伸し、2月13日の年初来高値を一気に更新。前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。営業利益は19.5億円で前年同期比3.5倍、上半期予想は24億円から37億円に、通期では53億円から66億円に上方修正している。通期の市場予想は55億円程度であったとみられる。熱伝導シートを中心とした接合関連材料の上振れ、光学フィルムの順調推移などが好決算の背景に。
日産自<7201>:1106円(-49円)
大幅反落。第1四半期決算内容がマイナス視されている。営業利益は1533億円で前年同期比13%減益、市場予想は150億円程度下振れたものとみられる。カルソニック非連結化の影響を考慮しても減益となった格好。米国での販売奨励金の増加、原材料の上昇などが響いた。収益柱の米国の減速をネガティブ視する見方が多いようだ。為替相場の先行き不透明感も強いなか、手仕舞い売りのきっかけにつながる。
ダイトケミクス<4366>: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。前日の決算発表銘柄の中でも、ポジティブなインパクトが極めて強かった銘柄の1つと評価されている。第1四半期営業利益は4.6億円で前年同期比24%増益、上半期計画2.5億円、同60%減益を大きく超過する形に。また、通期計画6.5億円に対する進捗率も71%にまで達している。主力の化成品事業の収益が拡大した。PBRは0.5倍台の水準に過ぎず、好決算を映して大幅な水準訂正期待なども高まる形に。
プラマテルズ<2714>:707円(+100円)
ストップ高で年初来高値更新。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比15.1%増の143.26億円、営業利益は同2.1倍の3.00億円と大幅な増益で着地した。18年3月期の通期業績については、売上高が前期比6.3%増の550.00億円、営業利益が同4.8%増の8.30億円とする従来予想を据え置いているが、第1四半期時点の進捗率は営業利益で約36%に上り、ポジティブ視されているようだ。
ドリコム<3793>:1643円(-258円)
大幅反落。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。営業利益は前年同期比85.0%減の0.34億円となり、7月21日に発表した修正予想どおり着地した。また、新たに発表した17年4-9月期(第2四半期累計)業績予想でも、営業利益が前期比86.3%減の0.50億円と大幅減益となる見通しを示しており、ネガティブ視されているようだ。新作ゲームのリリースによる運用費や広告宣伝費などの先行投資がかさむもよう。
テラプロ<6627>:1334円(+54円)
反発。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比44.5%増の59.48億円、営業利益は同75.0%増の6.18億円で着地した。システムLSI事業が車載向け製品等の受託量の増加やテラプローブ会津の連結子会社化により伸長した。また、新たに発表した17年4-9月期(第2四半期累計)業績予想でも、営業利益が同2.1倍の14.50億円と大幅増益となる見通しを示しており、ポジティブ視されているようだ。
<DM>