EMシステムズ Research Memo(6):黒字続きで財務的な安全性がさらに向上
[17/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
EMシステムズ<4820>の2017年3月末における総資産は21,348百万円となり前期末に比べ1,037百万円増加した。これは流動資産が主に現金及び預金の増加により1,464百万円増加したことが主要因である。負債合計は7,284百万円と前期末に比べ853百万円減少した。これは流動負債が短期借入金や未払法人税等の減少により359百万円減少したことに加え、固定負債が長期借入金の減少などにより494百万円減少したことが主要因である。一方、純資産は、主に利益剰余金の増加などにより前期末に比べ1,891百万円増加し14,063百万円となった。
経営指標について見ると、業績拡大に伴う利益の蓄積が進んだことで健全性を表す自己資本比率は65.4%へ上昇(前期末は59.6%)したほか、流動比率も264.0%(前期末は211.7%)へ上昇した。また、長期借入金の返済により有利子負債比率は14.9%(前期末23.7%)へ低下するなど、財務の健全化が着実に進んだ。一方、収益性を表す売上高営業利益率は、2016年4月に実施した組織改革の効果の顕在化などにより19.0%(前期は14.1%)へ上昇し、収益性の改善効果が見られた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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3. 財務状況と経営指標
EMシステムズ<4820>の2017年3月末における総資産は21,348百万円となり前期末に比べ1,037百万円増加した。これは流動資産が主に現金及び預金の増加により1,464百万円増加したことが主要因である。負債合計は7,284百万円と前期末に比べ853百万円減少した。これは流動負債が短期借入金や未払法人税等の減少により359百万円減少したことに加え、固定負債が長期借入金の減少などにより494百万円減少したことが主要因である。一方、純資産は、主に利益剰余金の増加などにより前期末に比べ1,891百万円増加し14,063百万円となった。
経営指標について見ると、業績拡大に伴う利益の蓄積が進んだことで健全性を表す自己資本比率は65.4%へ上昇(前期末は59.6%)したほか、流動比率も264.0%(前期末は211.7%)へ上昇した。また、長期借入金の返済により有利子負債比率は14.9%(前期末23.7%)へ低下するなど、財務の健全化が着実に進んだ。一方、収益性を表す売上高営業利益率は、2016年4月に実施した組織改革の効果の顕在化などにより19.0%(前期は14.1%)へ上昇し、収益性の改善効果が見られた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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