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GMOメディア---2Q減収減益となるも、スマートフォン向けアフィリエイト、PCゲーム課金は堅調に推移

注目トピックス 日本株
GMOメディア<6180>は27日、2017年12月期第2四半期(2017年1月-6月)決算を発表した。売上高は前年同期比17.4%減の22.05億円、営業利益が同28.4%減の2.12億円、経常利益が同28.9%減の2.10億円、四半期純利益は同26.3%減の1.42億円となった。収益の大きな割合を占めていたアドネットワーク経由の売上において、アドネットワーク事業者のレギュレーション変更により広告収入が減少したため、その影響を受けた事業の収益の悪化が見られたが、影響を受けなかった事業は堅調に推移した。

セグメント別では、メディア事業の売上高は前年同期比9.2%減の17.48億円、営業利益は同17.9%減の1.88億円だった。ECメディアの「ポイントタウン」において、会員数および流通額が順調に増加したものの、広告収入は減少。一方「ゲソてん」においては、会員数および単価のいずれも上昇している。ソーシャルメディアにおいては、検索エンジン経由の訪問者数および広告収入の減少が続いたものの訪問者数は下げ止まりつつあり、アプリにおける広告収入も増加している。
その他メディア支援事業の売上高は同38.6%減の4.56億円、営業利益は同64.8%減の0.23億円となった。そのうち、自社媒体向けに構築したアフェリエイト広告ネットワークを利用し、蓄積したノウハウを活用して外部のメディア媒 体や広告主に対して提供する事業は、大口広告主による一時的な好調要因はなくなったものの、新たに媒体や広告主を獲得して堅調に推移した。一方、アドネットワーク広告を外部のメディア媒体に提供する事業は、アドネットワーク事業者のレギュレーション変更の影響を受けて減少した。

2017年12月期の業績予想について、売上高は前期比5.7%減の50.00億円、営業利益は同0.8%増の5.10億円、経常利益は同0.3%増の5.05億円、当期純利益は同1.2%増の3.23億円としており、期初計画を据え置いている。


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