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インテリックス Research Memo(6):リノヴェックスマンション事業等がけん引し、増収増益見通し

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

1. 2018年5月期の業績見通し
インテリックス<8940>の2018年5月期の連結業績は売上高が前期比13.2%増の46,875百万円、営業利益が同8.3%増の1,903百万円、経常利益が同6.7%増の1,432百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%増の989百万円と増収増益となる見通し。業績見通しの前提として、リノヴェックスマンション事業は、地方都市での販売件数増加により前期比7.4%増収となるほか、その他不動産事業もアセットシェアリングの販売増に加えて、オフィスビルや賃貸マンション、戸建等の売却により同52.5%増と大幅増収を見込んでいる。

業容拡大に伴う販売費の増加や人員の増員に伴い、販管費は前期比18.6%増を見込んでいる。特に、アセットシェアリング事業に関しては、販売チャネルを広げることで販売力の強化を図る方針となっている。従来は、セミナー開催により見込み顧客を集客して販売する手法が中心であったが、2018年5月期からは士業(税理士や弁護士等)や金融機関と連携し、顧客紹介によって販売力を強化していく。後述するリースバック事業についても同様の販売チャネルで顧客を開拓していく方針となっている。こうした販売チャネルの構築によって、販売協力費の増加を見込んでいる。また、人員については地方支店における営業体制拡充等により、今期は約50名の採用を計画しており、人件費で前期比13%の増加を見込んでいる。ただ、退職者も一定割合出るため実質的な人件費の増加額はもう少し低く抑えられるものと予想される。このため、2018年5月期の業績についても利益ベースではやや保守的な計画になっていると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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