ラクオリア創薬 Research Memo(6):中期経営計画『Odyssey 2018』が進行中
[17/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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■中期経営計画と成長戦略
ラクオリア創薬<4579>は2016年2月に、2016年12月期から2018年12月期までの3ヶ年中期経営計画『Odyssey 2018』を策定・公表した。同社の中期経営計画は毎年業績計画を見直す3ヶ年のローリング中期経営計画であるため、2017年2月に、2019年12月期の見通しを追加した修正計画を発表した。その後テムリックの子会社化に伴う連結決算への移行を反映させた修正計画を2017年4月14日に公表し、現在に至っている(2017年12月期業績予想については、営業外収益の計上を反映させて2017年5月11日に上方修正が行われている)。
新たな『Odyssey 2018』の最大のポイントは、言うまでもなく、営業利益以下の黒字転換の時期が2019年12月期と明確に示された点にある。同社の成長戦略は、新化合物の探索と導出、及び導出済みプログラムの開発支援を着実に実行することに尽きる。詳細は後述するが、弊社では、現状の各開発プログラムの進捗状況から判断して、2019年12月期の実現可能性は十分あるとみている。その大きなカギを握るイベントが、2017年12月期下期以降に続々と予定されている状況となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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ラクオリア創薬<4579>は2016年2月に、2016年12月期から2018年12月期までの3ヶ年中期経営計画『Odyssey 2018』を策定・公表した。同社の中期経営計画は毎年業績計画を見直す3ヶ年のローリング中期経営計画であるため、2017年2月に、2019年12月期の見通しを追加した修正計画を発表した。その後テムリックの子会社化に伴う連結決算への移行を反映させた修正計画を2017年4月14日に公表し、現在に至っている(2017年12月期業績予想については、営業外収益の計上を反映させて2017年5月11日に上方修正が行われている)。
新たな『Odyssey 2018』の最大のポイントは、言うまでもなく、営業利益以下の黒字転換の時期が2019年12月期と明確に示された点にある。同社の成長戦略は、新化合物の探索と導出、及び導出済みプログラムの開発支援を着実に実行することに尽きる。詳細は後述するが、弊社では、現状の各開発プログラムの進捗状況から判断して、2019年12月期の実現可能性は十分あるとみている。その大きなカギを握るイベントが、2017年12月期下期以降に続々と予定されている状況となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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